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「侵略国家アメリカの正体」 --- アメリカ人の言う正義と自由と民主主義は白人の為のもの(株式日記と経済展望)
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投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 3 月 19 日 16:47:10:Sn9PPGX/.xYlo
 

「侵略国家アメリカの正体」--- アメリカ人の言う正義と自由と民主主義は白人の為のもの
2004年3月19日 金曜日


◆米の「正義」疑念増す イラク戦争20日開戦1年 テロ犠牲止まらず

ブッシュ米政権がイラク戦争に踏み切って十九日(日本時間二十日)で一年を迎える。崩壊したフセイン旧政権が開発、保有したとされる大量破壊兵器はいまだに見つかっていない。戦争の大義を、米政権は「民主化」や「自由」の果実に置きかえようと必死だ。だが、反米勢力によるテロは収まらず、開戦の判断に対する疑念は増している。イラクで試された「予防戦争」の是非は、今も世界を二分している。

■関与を継続

 「イラク戦争から一年」をテーマにした討論会や記者会見が今週、ワシントン市内で相次いで開かれた。スペインの列車同時爆破テロ事件と直後の総選挙結果が議論に拍車をかけた。

 十七日、マイヤーズ米統合参謀本部議長は外国人ジャーナリストを対象にした会見に応じた。質問は「米軍はいつまでイラクに駐留するのか」「イラク戦争が新たなテロを引き起こしたのではないか」という点に集中、米国に対する不信感をにじませた。

 マイヤーズ議長は「今日、イラク国民は自由になり、民主主義の種は暫定政権の基本法署名にまで進んだ」と戦争の意義を強調。一方で「治安と安定が必要とされている。(主権移譲後も)国民は米国の支援を求めるだろう」と関与の継続を明確にした。米国が考える正義と、この超大国に対する懸念が衝突する構図は変わっていない。

■市民と兵士

 米国防総省によれば、戦争開始から今月十七日までに死亡した米軍兵士は、戦闘以外の場合を含め五百六十四人に上る。このうち、主要な戦闘を終えた昨年五月一日以降の犠牲者が四百二十九人。負傷者は三千人を超えた。米国以外にも連合軍に加わった英国五十八人、イタリア十七人、スペイン八人など、犠牲が広がった。

 一方、イラク側の犠牲ははっきりしない。独自に集計している英米系調査グループ「イラク・ボディー・カウント」によれば、今月三日までに死亡した市民は最大一万二百八十二人、最小でも八千四百三十七人と推定されている。米軍とは比較にならない規模だ。

 イラク暫定評議会のレンド・ラヒム駐米大使は十七日、米国や同盟国の支援継続を求める一方「国民は学校や買い物に行き、普通に生活している」と語り、メディアの報道が偏っていると非難した。だが、同日発生したバグダッドのテロはイラクが決して“普通”ではないことを物語る。

■選挙も左右

 「スペインは古い欧州に戻ろうとしている」。ある米メディアは新たに政権を担う社会労働党のサパテロ次期首相が明言した「イラク撤兵」をこう表現した。

 ブッシュ政権が進めた「予防戦争」は国際社会の同意を求めるフランスやドイツなど“古い欧州”との亀裂を生み、国連の機能不全を引き起こした。各国とも表面的には取り繕うが、関係の修復が進んでいないことは、イラク復興の不完全な支援態勢に表れている。
(ワシントン・青木忠興)(西日本新聞)
[3月19日2時24分更新]

◆リンカーンから疑え! (アジア国際通信)

●奴隷制国家のどこが民主的?  

実はこのタイトルは不十分で,「ジェファーソンから疑え!」の方が適当だろう。 これらについては本誌116号ですでに詳しく採り上げたが,新しい読者の方が多いため,重複する部分が多くなることをお断りしておきたい。  『アメリカ独立宣言』の前文(要約)に,「すべての人々は平等かつ独立に造られ…生命と自由の保全,幸福(財産)の追求という…生来の,奪われざる権利…が授けられている」とある。  

起草者のトーマス・ジェファーソンがこの文言によって「アメリカ合衆国の永続 的な英雄の一人」,「自由と啓蒙の始祖」という賛辞を浴び続け,今日なお「民主 的表現の歴史的紋切り型」としてグローバルに定着している。  さらに,それが人々のアメリカ理解を妨げ,アメリカの「民主性」を錯覚させて いる。  『独立宣言』からおよそ1世紀後の,丁度日本は『明治維新』前夜であった1865 年,リンカーンが『奴隷解放』を宣言したことは広く知られている。

 つまりアメリカは建国以来それまで,奴隷制国家であったわけで,その『独立宣言』が何で評価されなければならないのか理解に苦しむ。  上のジェファーソンと同様,リンカーンもその「字ズラだけが切り離されて独り歩きした」ことによって,「アメリカ合衆国の永続的な英雄の一人」,否「人類の永続的な英雄の一人」に祭り上げられ,今日これに異論をはさむ者はなかなか見当たらないという状況になっている。  「リンカーンが実は,黒人を最も嫌悪した人種差別主義者であった」などと言おうものなら,俄に信じる人などいないであろう。  どういうわけかうまいこと隠され続け,決して学校の教科書などに載ることのないリンカーンの『宣言』がある。  

●正しいか,間違っているか議論の必要はない  

『奴隷解放』に先立つ3年前の1862年,リンカーンは解放黒人の代表を前に,次のように宣言した。  

「なぜ,諸君らの人種の人々が(ハイチやニカラグア,コスタリカなどに)移住 させられねばならないか。 …諸君とわれわれとは人種が違うのだ。われわれ双方の間には,他のいかなる人種 間に存在するよりもより幅広い違いが存在する。  それが正しいか,間違っているかを議論する必要はない。 …たとえ諸君らが奴隷であることをやめても,諸君らは白人と平等に位置づけられ ことからは,なおはるかに遠いのだ。

…この広大な大陸の上では,諸君の人種のだれ一人も,われわれ白人種のだれ一人とも平等に扱われはしないのだ。  諸君らは,最良の人間としてあつかわれるところへ行け」 「それが正しいか,間違っているかを議論する必要はない」と言い切る所に,断固たる人種差別主義者・リンカーンの真骨頂がある。  

『フォーリン・アフェアーズ』(1947年7月号)のジョージ・ケナン著『ソ連封 じ込め論』(いわゆる『X論文』)も,同書1993年8月号のサミエル・ハンチントン の『文明の衝突』(冷戦崩壊後の『X論文』といわれる)も,「それが正しいか,間 違っているかを議論する必要はない」という姿勢で,完全に一致している。要する に,はじめから議論の余地はなく,他の意見には一切聞く耳を持たないのだ。  

リンカーンは,正統な「ジェファーソニアン・デモクラシー」の後継者であった。 しかし,肝心の海外諸国(ハイチやニカラグア,コスタリカなど)から敢然とリンカーンの申し出は拒否され,黒人を所払いするという「奴隷追放政策」は挫折した。  そこで「やむをえざる黒人の国内定置の方程式」として,『奴隷解放』が宣言された。  

しかし,それは解放黒人を「第2級市民化」(国内棄民)に固縛するための,『有色人種の年季奉公制』という制度がワンセットになっていた。  解放黒人は,裸のまま労働市場に投げ出され,「法の平等な保護」にあずかることになる。  最も劣悪な条件で最後に雇われ,真っ先に首を切られるという,農奴制国家から資本制国家への移行(「新合衆国」)にふさわしい,「自由契約」労働者の大群が形成された。  

時代は再び戻るが,ジェファーソンは大奴隷主であり,奴隷増殖のため自らが所有する奴隷との間に子供をつくり,その子供達を自分の奴隷にしていった。  『独立宣言』がいう「すべての人々」の中には,当然のこととして黒人や混血児,インディアンは入っていない。

彼らは白人の奴隷(財産)として存在するか,さも なくば所払い(棄民)されるよりほかに存在形態を与えられていなかった。 さらに,本格的な対インディアン「ホロコースト」の幕が切って落とされたのも,ジェファーソンが合衆国の初代国務長官に就任してからのことであった。  彼が言う「自由」や「幸福」,「人権」や「民主主義」は,戦争に勝利した“征服者”にのみ授与される,イギリス人たちと同等の『帝国』の表現であった。


(私のコメント)
アメリカ帝国がイラクへ武力行使して丸一年が過ぎましたが、絵に描いたように泥沼化しています。アメリカ兵の戦死者は561名に達し、負傷兵も3000名以上に達しています。これからもアメリカ軍がイラクに駐留し続ける限りこの数も増え続けるのでしょう。アメリカのプロパガンダはイラクに自由と民主主義をもたらしたと自画自賛していますが、世界はそうとは見ていない。スペインの動きを見れば良く分かります。

アメリカがイラク人の人権や自由の為に戦っているのならば、イラク人の10000人以上もの犠牲者は何のための犠牲者なのでしょうか。その多くがアメリカ空軍機による誤爆によるもので、怪しい建物を丸ごと爆弾で吹き飛ばしてしまうのは、アフガニスタンでもやっている。しかしゲリラに対してジェット爆撃機による空爆は、ハエをたたくのにピストルを撃っているようなもので周りの人間は迷惑だ。

911テロ事件以降のアフガニスタン介入戦争やイラク戦争を見ていると、アメリカ人の多くがアラブ人を自分達と同じ人間と見ていないことは明らかだ。ちょうど開拓者時代のカウボーイや騎兵隊がインディアンを殺しまくった本性がイラクやアフガニスタンで出て来ているのだ。さらには劣化ウラン弾をイラクじゅうにばら撒いて放射能汚染をもたらしている。

アメリカ人の個人個人にイラク戦争をどう思うかと問えば、多くの人が痛ましいがイラクの自由と民主主義をもたらすためで仕方がないと言うだろう。これらもアメリカのプロパガンダをオオムのように言っているだけだ。しかしイラクで戦っているアメリカ兵の多くが銃をイラク人に向けている事実に矛盾を感じている。

そもそもテロを防止するのに軍隊で鎮圧するのは間違っている。テログループは軍隊ではなく一般人だ。武器や爆弾を持っていなければ見分けがつかず、軍隊はテログループに対して一般人ごとやっつけるしか手はなくなる。テロリストが逃げ込んだ建物丸ごと飛行機からの爆弾で吹き飛ばす。ハイテク化で爆弾も100発100中だから出来るのだ。

アメリカの教科書や日本の教科書ではリンカーン大統領は奴隷解放の英雄として教えられている。しかしアメリカの歴史を良く研究してみればアメリカという国の正体がわかってくる。彼らはアメリカ原住民を一方的に殺しまくって国土を略奪して成り立った略奪国家であり、決して自由と平等を旗印にした国家ではない。憲法で謳った自由や平等は白人が対象であり黒人やインディアンは対象外であった。

最近のハリウッド映画を見ると黒人の大統領やCIA長官が出てきたりする。しかしこれらが如何に偽善であるか、現実に黒人の大統領やCIA長官が実現することは近い将来にはないだろう。同じ白人でもいまだにWASP以外がなることは話題になるくらいだからだ。個人的にはアメリカ人にもいい人がいるのだが国家となると信用できない。今日のニュースでもポーランドの大統領が次のようなことを言っていますが、小泉首相も騙されたことに早く気がつくべきだ。

◆米英に「だまされた」 ポーランドが初めて批判

【ベルリン18日共同】ポーランドのクワシニエフスキ大統領は18日、イラクの大量破壊兵器問題で「わが国はだまされてきた」と述べ、名指しを避けながらも、旧フセイン政権下の大量破壊兵器の存在をイラク戦争の大義名分として各国に支持を呼び掛けた米英両国を批判した。
 フランス公共ラジオなどのインタビューで語った。米国の求めに応じて参戦し、積極的に軍事支援したポーランドの初めての対米英批判となる。
 同じ親米派のスペインは総選挙で政権交代し、次期首相のサパテロ社会労働党書記長がイラク駐留軍の撤退方針を示唆。中米ホンジュラスも6月末で部隊を撤退させる意向を表明するなど、親米各国のイラク政策が連鎖的に揺らぎ始めている。
 インタビューで大統領は「大量破壊兵器についてわれわれはだまされた。まんまと乗せられてしまった」と言明した。ただ同日夜になって、だましたのは情報機関だと釈明し、軌道修正を図った。(共同通信)
[3月19日13時14分更新]

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3.20 イラク攻撃から1年。日比谷に集まろう 世界の1,000万人と再び!
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やっぱりおかしいイラク派兵 と思っているみなさんへ
              2004.2.26版

WORLD PEACE NOW 3.20
〜世界の人々とともに〜
終わらせようイラク占領!
撤退させよう自衛隊!

ピースラリー・ピースパレード へのご賛同・ご参加のご案内

2004年3月20日(土)
日比谷公園野外大音楽堂に集合、パレードは順次出発します
12:30 開場
13:00 開会〜プレコンサート
13:30 スピーチ・演奏など

WORLD PEACE NOW もう戦争はいらない

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