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(回答先: マルクスの間違いは私有財産の否定だった 投稿者 鼻曲がり 日時 2004 年 2 月 14 日 10:19:41)
鼻曲がりさん、こんばんわ。
あっしも、昔はサルトルの「壁」なんかを呼んで感動していた若造でございました。
しかし、最近、セリーヌ夫人(「世の果てへの旅」、「虫けらどもをひねりつぶせ」など、反資本主義、反ユダヤ主義、反金融主義、世の中のあらゆる偽善を痛烈に告発したフランスの作家ルイ・フェルディナンド・セリーヌ)の回顧伝を読みますと、ナチスドイツに占領されたフランスでサルトルが自分の戯曲を上演してもらうのに、占領軍に対してうまくやってもらおうとセリーヌに口添えを頼んだところ、セリーヌは拒否。これを逆恨みしたサルトルは、戦後、セリーヌが国家反逆罪に値する証言をして、セリーヌは対独戦争協力者として死刑判決をうけた。とんだくわせものの実存主義野郎でした。男の風上にも置けないやつ!。サルトルのことがでてましたんで、ちょっと突っ込みいれてしまいました。すみません。