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それでは、なんとなく日本政府の無条件降伏で悲劇が全て終わったように感じるではないか。あくまで米軍との戦闘が終わったのが、1945年8月15日なんだ。悲劇がそれで終わった訳ではない。むしろ、無条件降伏って言うなら、連合国に奴隷になって一生シベリアで働いてくれるんかい?みたいな。「戦争の相手はアメリカ・イギリス・中国であって、ソ連は交戦国ではない」言うてもソ連軍には通用せんかった。不発弾も残ってるし、沖縄はアメリカ軍が今でも占領しとるんや。1945年8月15日で全て終わりではないんや。あれはかなり多くの人にとって、悲劇の始まりでしかなかった。まだ、その後長い長い苦難が待ち受けていたのであった。無条件の降伏の後の戦犯裁判は当然というか不当なものであった。「無条件」降伏後の米英の政策が、ベルサイユ(ドイツ民族皆殺し計画)条約のような日本民族皆殺しのものに決定されなかっただけでもましか。
治安維持法が制定され、共産党が大弾圧を受けたのは、満州事変より前だ。関東大震災で、朝鮮人や左翼が虐殺されたり、大本教が大弾圧を受けたのは、それより前。日本軍がシベリアに出兵したり、3.1運動が日本の当局に大弾圧を受けたのはそれより前だ。中国政府に21か条の要求を突きつけたのはそれより前。15年どころであの戦争の話はとてもまとまらないと思う。前九年、後三年の役じゃないが。