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日本共産党の綱領を読んでみた。
第7章のところなんかは、自分の理想に、すごく合っているように感じた。
ただ具体的に書かれていないので、よくわからない点がある。
「金利取得の廃絶」「土地私有の廃絶」は含まれているのか?ということです。
「生産手段を社会の手に移す生産手段の社会化」
「人による人のいっさいの搾取が根絶」
といった表現が、なんとなく、そういったことを指しているのかなとも感じますが
ハッキリしません。
以下、共産党綱領第7章 全文です。
第七章 真に平等で自由な人間社会へ
――社会主義、共産主義と人類史の展望
日本人民の自由と幸福は、社会主義の建設をつうじていっそう全面的なものとなる。社会主義の目標は、資本主義制度にもとづくいっさいの搾取からの解放、まずしさからの最終的な解放にある。そのためには、社会主義建設を任務とする労働者階級の権力の確立、大企業の手にある主要な生産手段を社会の手に移す生産手段の社会化、国民生活と日本経済のゆたかな繁栄を保障するために生産力をむだなく効果的に活用する社会主義的計画経済が必要である。その推進にあたっては、農漁業・中小商工業など私的な発意の尊重、計画経済と市場経済の結合など弾力的で効率的な経済運営、社会主義的民主主義の発揚、民族自決権の擁護・核兵器廃絶を中心とする世界平和への積極的貢献などを重視し、堅持しなければならない。国民の消費生活を統制したり画一化したりするいわゆる「統制経済」は、社会主義日本の経済生活とは、まったく無縁のものである。
党は、社会主義建設の方向を支持するすべての党派や人びとと協力する統一戦線政策を堅持し、勤労農民および都市勤労市民、中小企業家にたいしては、その利益を尊重しつつ、これらの人びとを納得をつうじて社会主義社会へみちびくように努力する。
社会主義社会は共産主義社会の第一段階である。この段階においては、人による人のいっさいの搾取が根絶され、階級による社会の分裂は終わる。社会主義日本では「能力におうじてはたらき、労働におうじてうけとる」の原則が実現され、これまでになく高い物質的繁栄と精神的開花、広い人民のための民主主義が保障される。
共産主義社会の高い段階では、生産力のすばらしい発展と社会生活の新しい内容がうちたてられ、社会は、「能力におうじてはたらき、必要におうじてうけとる」状態に到達する。組織的かつ系統的な暴力、一般に人間にたいするあらゆる暴力は廃絶される。原則としていっさいの強制のない、国家権力そのものが不必要になる共産主義社会、真に平等で自由な人間関係の社会が生まれる。
人類は、こうして、ほんとうの意味で人間的な生存と生活の諸条件の保障をかちとり、人類史の新しい発展段階に足をふみだすことになる。
日本共産党は、このような社会の建設をめざして、当面アメリカ帝国主義と日本独占資本の支配とたたかい、真の独立と民主主義を達成する人民革命の勝利のためにたたかうものである。