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★阿修羅♪
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長壁さんの『Re取り急ぎ失礼いたします』（ http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/281.html ）へのレスです。
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長壁さん、どうもです。
まず、本文はこちら（議論板）にあり、議論という性格や戦争板は流れが速いということもあるのですから、レスは議論板のほうに付けていただきたいと思っています。
ふざけるな！と再び言います。なぜなら、あなたが日本共産党員であり、天木氏を総理大臣にすべきという政治的書き込みをした政治活動家でありながら、相変わらず、私が書いた内容にまともに応えず、心情を切々と書いているに近いものをレスしているだけだからです。
（“取り急ぎ”という言葉がタイトルに入っていますが、要点は書かれているようですし、後半部分で阿修羅に対してあなたが抱いている印象まで書かれていますので、失礼ながら、まともな対応をしていないと判断しました）
しばらく考えてもそう言われる理由がわからないというのなら、政治活動からは身を避けて欲しいと強く思っています。と同時に、ここ阿修羅では、心情を書くのみにとどめ、政治的な主張を含む書き込みはやめていただきたいとも思っています。
ここ２００年ほどの世界中で、あなたのような心情的革命主義者が、合理的に戦えば止められた戦争を止められずに戦禍で膨大な犠牲者を生み出したり、勝算がないまま過激行動を煽ってムダな犠牲者を積み上げたり、「反革命」のレッテルのもとで数多くのひとを殺したりその自由を奪ってきたのです。
予測できる世界の変動が、あなたのような人たちに再び「善意」でそのような愚かなことをやらせてしまう恐れがあると思っているので、放っておくことはしません。
心情に流されて政治目標を決めたり、闘争に恋して闘争するような政治活動家は、人々の間に分断をもたらしたり、結果的に思いとは逆の政治状況を生み出したり、必要のない犠牲者を数多く出してしまう百害あって一利なしの存在です。
（あなたの心情をどうこう言っているわけではなく、あくまでも戦術を問題にしているのですから間違わないように）
現実をそれなりに見定めることができず、心情に衝き動かされるかたちで政治目標を提示する連中は、はっきり言いますが、ブッシュ政権や小泉政権の連中と同列なのです。
前回も書きましたが、それが「善意」のほとばしりに支えられているが故に庶民を惑わしやすく、わかりやすい“悪”であるブッシュ政権や小泉政権よりも危険だとも言えます。
とにかく、今回のレスで、今後、一方的な非難をすることはあっても、まともなやりとりをしないことがあることを宣言します。
あなたの今回のレスが、『【竹中半兵衛さん／長壁さん／救国の草莽の志士さんへ】「小泉内閣即時退陣運動」が現在の政治課題なのか』（ http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/1104.html ）にまともに応えたものであるかどうか、じっくり考えてみてください。
長壁さん：「私は、３人が解放されるには、自衛隊はもとより、英米軍が撤退することだと思っています。否、撤退せざるを得ないような世界世論をおこすことです。実行グループが開放を決めたにも関わらず、ファルージャの戦況悪化、泥沼化。実行者グループはファルージャの虐殺の緩和、ないしは戦争終結へ向けてあのような行為をしたのです。」
ちょっと難解な文章なので、「３人が解放されるためには、自衛隊をはじめ占領支配している米英軍がイラクから撤退する必要があるとまでは言わないとしても、そうなるような世論が世界的規模で形成されなければならない。実行グループは、いったん３人の解放を決めたが、ファルジャー虐殺問題のために実行されていない」（最後の部分は、「いったん３人の解放を決めたが、元々ファルジャー虐殺問題を契機として実行したことだがら、その解決にめどがつかないと解放は実行されない」とも読める）と解釈させてもらった。
それはそうかもしれないとしておくにしても、小泉政権（日本政府）は、今のところ、相手に求められている可能性が高い「ファルジャー虐殺」への言及（ブッシュ政権に抗議したり抑制を働きかけるなど）もしておらず、長壁さんが考える解放条件が合っているかどうかも確認できる状況ではありません。
元の書き込みでは、イラク情勢の緊迫度から、時間をかけて解放を実現するのは３人の身に危害が及ぶ可能性があるとも説明しています。
３人の解放を願うのなら、まずは、口先だけであっても自衛隊はイラクに人道復興支援のために行っていると説明している小泉政権（日本政府）に、「ファルジャー虐殺」について言及させることが重要なテーマになるはずです。（３人はどうなろうと手段として利用すればいいという考えもあることは前回も書いていますから、そう思うのならレスでそう明言してください）
そのようなことを求めないで、というか、そのようなことを政府に実行させる世論さえ形成できないで、一気に「小泉政権打倒」ができるわけないというのが元の書き込みの基本的趣旨です。
「ファルジャー虐殺」についてブッシュ政権を牽制させることさえままならない現実のなかで、それよりもずっと現実性に乏しくできるとしても時間がかかる「小泉政権打倒」を３人の解放に向けた政治目標にすることの愚を説いたのです。（今回のようなあなたの趣旨でレスを書くのなら、いや、こうすればできるという説明が必要なのです）
長壁さん：「今までのこの男の経緯をみても、どのようなどんでん返しも少々のことでは無理と判断しています。
ならば、天木氏を筆頭に小泉打倒を叫んだほうが、より効果的。圧力という方向でも一つの手かと思ったわけです。」
よろしいですか、「３人を早期に解放するため（だけ）ではなく、イラク国民の人道復興に尽くすとこれまで言明してきた日本の立場から、ファルージャ問題で理に適った対応をすべき」という声が多数派になったら、小泉首相がそれを頑強に拒み続けたとしても、それで３人は解放される可能性が高いと思っています。
（小泉首相の口先だけの言及よりも、日本国民の多数がそのような思いを持つほうがイラクの人たちにとっても政治的意味がずっと大きいからです）
また、小泉首相が決断しなければならないことは確かですが、小泉首相が独断で政治を動かせるわけではありません。
「ファルージャ問題で理に適った対応をすべき」という立場が国民多数派であれば、それを拒絶する小泉氏は首相の地位にとどまり続けることはできないはずです。
さらに言えば、「ファルージャ問題で理に適った対応をすべき」という立場が国民多数派になれば、米英のイラク侵攻支持問題や自衛隊派遣の是非問題の見直しにもつながるはずです。
そのようなよりやさしい政治過程を踏まないで、一気に「小泉内閣打倒ができるというのは、妄想を超えた危険な戯言でしかありません。
日本の政治的現実を無視した政治的スローガンは、「テロには屈しない」という言葉に勇ましさを感じたり自己陶酔を覚えるのと変わらない効果しかありません。
長壁さん：「それに占領戦争に疑義感じて「おいしい職」を辞める人に、私はある信義を感じます。
あっしらさん、小泉をはじめとして、今の政治家は、それほど厳正に見識高い人でないと、なってはいけない、あるいは、知徳のすぐれた人がなっているのでしょうか。」
イラク侵攻をめぐる天木氏の言動を高く評価しています。
しかし、それが即、彼が内閣総理大臣にふさわしい人物であるとの評価にはつながるわけでありません。前回も書きましたが、現時点で「小泉内閣打倒」を政治目標に掲げるような人は、そうではないという判断になります。
今は誰が総理大臣にふさわしい人かを論議する状況ではなく、どうやって３人を解放させるのかを第一義とすべき状況にあり、それを追求していけば、それをまともにやろうとしていない小泉首相のデタラメさが明確になり、流れとして、自衛隊撤退や小泉退陣にまでつながっていきます。
全体としては小泉首相を支持している人たちのなかにも３人の解放を強く願っている人たちはある程度いるはずですから、「小泉内閣打倒」を政治課題に掲げてしまえば、その人たちを排除する、すなわち、３人の解放を願う人たちを分断してしまうことにもなりかねません。
３人の解放問題は、小泉首相を全体で支持するかどうかまでを問う必要がないことでありながら、それを詰めていけば、小泉首相を支持できなくなる人が必然的に増加することになるという政治テーマなのです。
（それを理解しないままいたずらに過激主義に走ると、肝心要の政治目標さえ達成できずに終わってしまうこともあります。逆に、内閣打倒を意図しないまま運動をしても、目標を達成するとともに、その結果として内閣が倒れることもあるのです）
曲がりなりにも小泉自民党が多数派を形成している現実を軽視してはなりません。
あなたが小泉首相を引き摺り下ろしたいと思っているのなら、３人の解放を格好の政治的テーマとして、小泉政権＝連立与党を今は支持している人たちを一人でも多くそこから引き離す戦術をとらなければならないのです。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。