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(回答先: それは信じられません 投稿者 スパルタコス 日時 2004 年 4 月 10 日 23:57:42)
私も、希望的観測を言うなら、スパルタコスさんのおっしゃるような効果に期待もしています。
しかし、残念ながら現状では、多少なりとも事態に向かって動いている私達に届いてくる情報の多くは、アメリカ側(恐らく)の期待を裏切るような結果にはなっていません。
現実は、彼らのシナリオどおりに進んでいる側面が大きいのではないかと思います。
むしろ、冷静になろうよ、という人の多くが、「小泉さんのいう事も分かる」
「彼らには助かって欲しいとは思うが、危険を承知で行ったのだから、自業自得の側面もある」「小泉さんが家族に会わないのも、アメリカの機嫌を損ねないことが総理としての第一義なのだから、仕方が無い」という意見を発している。もはや、3人を自分たちにお鉢がまわらないようにするための、人身御供にしようとしているのではないかという苛立ちを覚えるほどだ。そういう意見を言う者、で身元が分かっている人の中には、明らかに左翼で反戦の立場に立っている人も何人かいた。
(もちろん、抗議の声を上げている人も多くいるが、彼らは意見を変えたのではなく、最初からそういう立場だと分かっている人が殆どだ)
長壁さんじゃないが、つい、「あ〜、もう!ゆでがえるばっかりなんだから!」と思わず叫んでしまう。
そうでなくとも、彼らは、腹心の小泉らを思い通りに動かせば、おとなしくて事後承認しやすい日本人はどうにでもなると思っているようだ。
アメリカに、愚民と見くびられているという意識を持っている人、「テロ」の殆どがアメリカのやらせではないか、と感じている人はいまのところ、まだまだ大きなうねりとなる兆しがありません。
私は何人ものアメリカ人の退役軍人(ほとんどが反戦派で、政府の戦略を批判していますが)と縁がありますが、その辺から伝わる話からしても、アメリカが日本を見くびり、愚民化政策(ロボット化、家畜化とも言える)を目論んでいるという実態が伺える(彼ら退役軍人はそれを危惧したり憂いたりしていて、なんとか近しい日本人に伝えようと腐心しているが、多くの日本人は変な謙遜をして、なかなかまともに忠告として受け入れようとしないようだ)。
しかし、です。
昨日から各民放局の報道番組を見ていると、かなり多くの番組でゲストの学者やタレントや司会者が、「自衛隊はイラクから撤退すべきではないか」「テロリストは、イラクの反米勢力ではなく、米側の勢力ではないか」「アルカイダだろう」などの見解を出し、テリー伊藤さんなんかも、「自分は、以前自衛隊派遣には賛成だった。でも今はそうは言えない。政府は一時でもいいから、自衛隊を撤退させてくれ」などと直訴するようなことを言ったりもしています。
やはり、メディアでも唯事ではない事態を感じてきていると思います。
それに影響されて、もっと多くの国民が、目覚めるきっかけは整ってきているかも知れません。
それに、私だって、そういう傲慢でぬるい戦略を立てているアメリカを利口だと思っているわけではありません。
愚か者に操られるようじゃ、それ以上の愚か者になるだけじゃないか、アメリカ政府を利口だと思ってる日本人は、早く目覚めて欲しい、と言いたい。
それに、人間としても、3人の罪なき者を犠牲にしても、自分は事なきを得たい、などという思いは、全くのクズだと思います。
私は前に、3人と犯人がアピールの為の合議を行った可能性がある、だとしたら(犯人が地元の者だとしたら)、どういう結果になっても犯人は憎まないだろうと書いた。仮にそうであった場合、3人に非難が集中することを憚ってそう言ったのだが、今やその可能性は0に等しく、犯人はほぼ間違いなく侵略者側の勢力という認識を持っている。
だから今言えることはは、ブッシュも、小泉も、そして手先の残忍な犯人グループも、私は絶対に許すつもりはない、ということだ。
もちろん、彼らの命が助かるなら、米兵部隊のマッチポンプ救出劇でもなんでもいいから、助けて欲しい。
しかし、だからといって彼らを(そもそも戦争を起こしたり加担したことからしてだが)、決して許すつもりはない。
日本人の叡智にも、3人の命についても、まだ本当に希望を捨てたわけではない。