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(回答先: 森前首相やブッシュ大統領以下の無責任男=小泉は解決後辞任しろ!:対策室ができた後2時間も安部らと酒を酌み交わし続けた首相 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 10 日 01:30:32)
日本人拘束さる! 起こるべきことが起こった
私は小泉首相がいち早くアメリカの「理由なきイラク先制攻撃」に諸手を挙げて賛成したとき、その愚かさ、無思慮、無責任を責めた。愚かさとは、アメリカのイラク攻撃の意図(ドル防衛と原油利権)を知らぬ愚かさであり、大量破壊兵器(すべてアメリカが製造したもので、1998年までに国連の名の下にアメリカが廃絶した)の脅威などという全く嘘の理由を信じた愚かさである。中東、特に反米思想が強いイラクやイランは日本を友好国として尊敬してきた。それは小泉政権前の歴代の内閣が築いた成果である。小泉純一郎氏はこれを無思慮にも一瞬にして壊滅した。小泉氏はわざわざ立法措置をとってまで自衛隊のイラク派遣を決めたが、自衛隊はどこに所属しているのか分かっているのだろうか。自衛隊はイラク占領後主権を握っているアメリカのPentagon(米国防総省)の下部機関、CPA(暫定占領当局)に所属している。自衛隊はアメリカ軍の下部機関で行動しているのである。自衛隊の行動が人道支援であろうがなかろうが、アメリカ軍の一部である事実は変わらない。
日本はアメリカという銀行強盗の運転手をしているだけで強盗はしていません、と下手な言い訳をしているのが小泉総理。アメリカは昨年5月1日イラクの戦争終了宣言をし、またサダム・フセインを拘束した後は米軍を引き揚げることになっていた。しかし、来年早々に計画しているイスラエルとアメリカの共同目的のため、軍を引き揚げるどころか増強しなくてはならない事情がある。そこで、矛先をビン・ラーディンに向けるため、イラクにおける国際テロリストの活動をある程度容認する戦略をとった。次に、アメリカが任命したイラク統治協議会に、イラクに内乱を起こす火種となる「イラク基本法」を発効させた。アメリカの予想通り基本法が成立した3月8日から、シーア派とスン二派の抗争が始まるばかりか、両派はアメリカを共同の敵として対米テロ活動を激化させてきた。いつの間にかアメリカの敵はイラク人になってきたのである。だから当然自衛隊はイラク人の敵になったのである。
今後世界中の日本人は狙われる
イラクに限らず日本人は世界中にいる。イラクを占領し原油を独占するアメリカを憎むモスリムも世界中にいる。日本がアメリカ同様モスリムの敵になる道を選んだ以上、イスラム過激派テロの対象になるのは当然である。自衛隊も民間人も今後テロの犠牲が日増しに増えるだろう。
小泉政権は3人の誘拐事件について「想像していないこと」と言った。何と無責任なことか。イスラムの敵がアメリカなら、自衛隊をアメリカ軍の一環として組み入れれば日本がイスラムの敵になることは初めから分かっていたこと。これからヨーロッパで日本人がテロの犠牲になったら、また「考えられないこと」とでも言うのか。小泉首相は今後いかなる犠牲が日本人に起きても、すべて自分の責任であることを知るべきである。自衛隊員が一人殺害されれば、犯人は小泉純一郎である。