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恐竜絶滅とは無関係=メキシコのいん石落下跡−掘削調査で判明・国際チーム
メキシコ・ユカタン半島の巨大いん石落下跡は、約6500万年前(中生代白亜紀末)に恐竜などの生物が大量に絶滅した原因ではなく、大量絶滅の時期より約30万年も古いことが、米プリンストン大などの国際研究チームの調査で1日までに分かった。研究成果は米科学アカデミー紀要に発表される。
この「チチュルブ・クレーター」は1990年代初めに発見され、直径は推定180〜280キロ。形成時期は従来、大量絶滅が起きた白亜紀と新生代第3紀の境界(KT境界)の前後20万年以内とされ、ほぼ一致するとの見方が有力だった。
しかし、研究チームは2001年12月から02年2月にかけ、日本も参加する「国際陸上科学掘削計画」(ICDP)の支援を得て、クレーターの中心から約60キロの地点を掘削。KT境界は地下794.1メートルと、いん石の衝突跡より約50センチ上にあることを突き止めた。さらに、堆積(たいせき)物の分析など5種類の方法で詳細な年代を特定した。
(時事通信)[3月2日8時1分更新]