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米国の負債合計は二〇〇三年末、三十六兆ドル超。この数字の真に意味するもの。
投稿 平成16年02月29日22時52分
太田龍の時事寸評
平成十六年(二〇〇四年)二月二十九日(日)
(第八百六十九回)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
○「EIR」誌二〇〇四年二月六日号。四頁以下。
リチャード・フリーマン
「負債の爆発は、米国経済を殺すのであって、救うことはあり得ない」
○この重要な論文の要旨は次の通り。
(1)米国の負債の合計は、
一九六〇年 一兆円前後
一九七〇年 二兆円前後
一九八〇年 五兆円前後
一九九〇年 十五兆円前後
二〇〇〇年 二十五兆円前後
二〇〇三年 三十六兆円強
(2)米国一世帯当りの負債
一九七〇年 二五、七五七ドル
一九八〇年 五八、三一一ドル
一九九〇年 一五三、〇九三ドル
二〇〇〇年 二七四、九三〇ドル
二〇〇三年 三四〇、六九〇ドル
(3)米国の負債は、
1)家計の負債
2)住宅抵当額
3)米国政府負債
4)米国企業負債(大半を占める)
以上、四項目の絡み。
(4)この数字は、一九六〇年代半ば以降、つまり、ケネディ米大統
領暗殺事件以後、計画的に実施された、脱工業化政策の、即ち、
米国実体経済破壊政策の必然的結果である。
(5)この負債は、米国と米国経済を死に至らしめる悪性の癌である。
○このように説明されても、
上から下まで、完璧な白痴、家畜人ヤプーと化した日本人一億二千万
頭の羊人間は、我れ関せず。そんなことはオレさまの知ったことか。
○現代の日本人大半にとっての、最大の関心事は、
(1)日本人スターが米国プロ野球で華々しく活動して居ることに、
夢中に成る。
(2)米国ハリウッド映画が、日本の「サムライ」を取り上げつくさ
れたことに有頂天。
(3)早く安くてうまい米国の牛肉を食わせろ!
(4)イラクで日本も、
アメリカさまのお役に立てて、万々歳!なにもこの世に事ははない。
○米国経済とドル体制が崩壊したあとは、一体どう成るのか。
○ジョン・コールマン博士著太田龍監訳、成甲書房刊
「三〇〇人委員会凶事の予兆」、
第六章 キャッシュレスがもたらす奴隷社会
第七章 IT革命の未来はエレクトロニクス強制収容所
○今こそ、全日本人は、この六十余の文章を、熟読しなければならない。
○前出、三百三十六頁以下。
「三〇〇人委員会の経済専門家は、国家間の現金取引をなくして
いこうと強く主張して居る。そうゆう経済専門家がイギリス議会
と女王エリザベス二世のために準備した覚書に、以下のように
ある......」
○最後に、三百四十二頁以下に、9項目の結論が次のように記述されて
ある。
・世界的な経済の緊急崩壊が起こり、キャッシュレス(現金なし)社会
へ移行し始める。
・世界銀行の下に、米国の五大銀行、西ヨーロッパ、アジア、
オーストラリア、カナダの銀行はそれぞれ二行。以下省略。
○この計画案で行くと、
アジアには、銀行は二行のみ、だと言う。
○「IT革命」なるものは
エレクトロニクス世界人間牧場へと全人類を家畜人間として狩り立て、
誘導して行くために設定される。
○米国の負債はいずれ崩壊し、米国経済は殺される。
○しかしそれからどう成るのか。
○イルミナティは、米国発のこの世界経済崩壊を、キャッシュレス社会
へと全人類を誘導する決定的一撃として周到に準備しつつあることを
知れ。
(了)