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その”魔法の植物”の名前は【Hemp】と言います。
この植物の名称には他にもインド麻、トゥルーヘンプ、バング、ダッガ、ガンジャ、マグ
ルズ、ミュタ、グレファ、ティー、ブー、グー、ゲイジ、ハーブ、ウィード、キャナビス
、リーファー、バッズ、グラス、ポットなどと呼ばれており、一般的には【マリファナ】
と呼ばれている植物です。
その”マリファナ”について【王様は何も着ていない(The Emperor Wears No Clothes)の著書ジャック・ヘラー氏は「富と権力を持つ一握りの個人や企業のよからぬ陰謀によって抑圧されたのは
、実は”人を殺す植物”ではなく、世界有数の回復能力を持った天然資源だった」と暴露
している。
へラー氏はHEMP(Help End Marijuana Prohibition:マリファナ禁止を止めさせるための支援団体)というグループの設立者でもある。
また、へラー氏は「マリファナをめぐり60年にも渡って繰り広げてきた戦いは、単にマリファナ吸引者に対する厳しい弾圧だけを指すのでは無く、これは現代の宗教裁判
、暗黒時代の不吉な再開で何よりも【人類に対して仕掛けられた陰謀】なのだ」という。
ここで麻(Hemp)の歴史を簡単に紹介します。
1800年代の綿繰り機発明以前には、世界中でいたる地域で細長い麻(Hemp)の茎の繊維から作られた製品を目にすることができた。(現在も南米の一部の地域で見る
ことができる)
「キャンバス」という言葉は、ギリシャ語のカナビスをオランダ語的に発音したことに
由来する。紀元前5世紀から19世紀末に至るまで、船の帆やロープは麻(Hemp)から作
られるのは常識だった。
何千年にも渡って世界中で、麻(Hemp)の繊維は衣類、テント、カーペット、ロープ、寝具、旗などの主原料だったのだ。
1930年代になると【ポピュラー・メカニクス】などの雑誌が、天然資源繊維中最も
丈夫な麻(Hemp)を「何十億もなる金がなる木」に変える技術を紹介し始めた。
ところが麻(Hemp)の存在を葬り去ろうとする輩が現れ始め「麻(Hemp)マリファナ」は人
をむやみに殺すメキシコ人や野蛮な黒人が吸引する”悪の植物”だと石油産業資本の息の
かかったジャーナリストや新聞社を総動員させ批判記事を書かせた。
ジャック・ヘラー氏によるとこの運動によりほとんどの製品が麻(Hemp)から石油にとって変わったと述べている。
また、へラー氏はこの【巨大な陰謀の意図を引いていたのは大巨大企業デュポンだ】と名
指しで批判しており、その根拠として巨大企業デュポンは、世界中の衣類をポリエステル
製にしようというこの大企業の野望の前には、麻(Hemp)という天然繊維は邪魔な存在だ
った。
デュポンは米議会に根回しを行い、未登録のディーラーが麻(Hemp)を売った場合には、百万ドルという法外な税金を課すという卑劣な法律を作り上げた。(ジャック・ヘラーに
よると全米6位の銀行のオーナー、アンドルー・メロンという強力な銀行家とデュポンの
利権まみれの共同法案作りだったと述べている。)
また、デュポンはこれだけにもとどまらず、デュポンお抱えの政治家を総動員し、反マリ
ファナ法(税関連法として提出)あっという間に米議会を通過した。
こうして「マリファナ課税法」が成立した。
そして、マリファナ禁止法からしばらくして、デュポン巨大企業は「合成繊維」を世に
発表、合成繊維はそれまで麻製品が君臨していた市場を新たに独占。デュポンはさらに
ナイロン及び木材パルプ製造工程の特許を得た。
おそらく、こうした説すべてが反論の余地の無い証拠にはならないだろう。しかし、【王様は何も着ていない】が指摘
するように政府のプロパガンダのおかげでラモット・デュポン率いる巨大企業資本デュポンが莫大な大金を手にしたことは事実なのだ。
関連
▲Hemp - Could Save America The Weed That Can Change The World
http://www.rense.com/general49/could.htm