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見出し:「公明党の“変質”の契機になった「暴力団組長との密会ビデオ」」
記事:
「 平成8年の住専国会で、野党の新進党は6850億円の不正な住専予算の削除を要求し、予算委員会室の前に座り込んだ。当初は世論も支持し、困り果てた自民党は幹事長代理の野中広務さんを窓口に旧公明党の権藤恒夫さんにこんな揺さぶりをかけてきた。
「公明党幹部と暴力団に関するスキャンダルがある」
当時、公明党の衆院議員は前年に結成された新進党に合流、参院議員と地方議員は「公明」として残されていた。権藤さんから私はこんな相談を持ち込まれた。
「実は公明だ票の藤井富雄さんが静岡県富士宮市の土地問題の後始末で地元の山口組系暴力団組長・後藤忠政氏と会ったのだが、その様子をビデオに撮られているらしい・・・。何かよい知恵はないものだろうか」
そこで自民党側が野中さん、村上正邦さん、新進党側は私と権藤さんで水面下の緊迫した交渉に入った。国会での攻防とは逆になぜか強気の自民2人に弱気の権藤さん。その結果、「予算総則を修正する」という議会史上初めての奇策と「金融問題全体の改革を行う」という合意がまとまり審議が再開されることになった。この合意は後に自民党から反故にされるのだが、「暴力団ビデオ」の一件が国会の流れを変えたことは事実である。
この「ビデオ」問題についてジャーナリストの魚住昭氏が「月刊現代」(2月号)に興味深いリポートを書いている。魚住氏は野中さんと公明党とのつながりについて、関西の暴力団元会長(引用者注:たぶん会津小鉄の高山元会長)のこんな話を紹介しているという。
「公明党に藤井富雄というのがおるやろ。あいつと後藤忠政組長と密会しているビデオがあるんや。このビデオの情報を野中たちが握った。それをきっかけに公明党は自民党に取り込まれていくんや」
さらに後藤組の内情を知る男の話として「ヤクザより政治家のほうが汚いね。自公連立は後藤組がきっかけを作ってやったようなもんだ」と書いている。これらの話は信じたくもないが、事実なら政治倫理の根本であり今後、究明されなければならない。
公明党の基本理念は「平和、福祉、人権」であった。ところが今は、自民党の前でイラク派兵の提灯を持ち、年金改悪の旗を振っている。それが裏社会との疑惑が契機であるなら国民の信を失うばかりである。」