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(回答先: 犯罪者同士の内紛か、これは青色発光ダイオードの件とは似て非なるもの 投稿者 HAARP 日時 2004 年 2 月 24 日 20:46:02)
80年代の末に昭和電工の遺伝子組換えバクテリアで生産したトリプトファンが
毒物を含んでいたため、米国でたしか２０００人くらいの被害者がでる大きな
薬禍事件が起き、少なからず死者も出ました。
このときに昭和電工だけでなく味の素も薬禍事件の元凶と指摘されましたね。
ところで安全性とは無関係の、単に「気持ち悪い」という感情レベルの問題ですが、
味の素がインドの工場で、現地のヒンズー教信徒たちの剃髪を集めて、それを
原料にアミノ酸を生産していることは、十年くらいまえのテレビで紹介されて
いました。科学的（あるいは唯物的）に考えれば、何ということもない話ですが、
動物の死骸を飼料に加工するレンダリングを連想させる話ではあります。
（まあ小便あつめてウロキナーゼなんかを作っている例などもあるから、こういうことを
気にしていたら生きていけないかも知れませんけど……。）
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http://www.geocities.co.jp/HeartLand/4028/5htp.htm
5HTP
? 商品名 5‐hydroxy-triptophen(5-ヒドロキシトリプトファン)
（ポイント）
①セロトニンやメラトニンなどの神経伝達物質の原料。
②抗うつ薬特有の不快な副作用がない。
③夜間に服用すると、催眠作用がある。
（用法・用量）
●睡眠薬として
50mg～100mgを就寝直前に服用
●頭を良くする目的
10mg～50mgを1日1～2回服用
（解説）
つい最近まで、米国では自然の催眠剤として、アミノ酸の一つであるトリプトファンが使われていました。ところが昭和電工が製造したトリプトファンに不純物が含まれていたため死者が出る騒ぎとなり(過剰摂取が原因の人もいました)、FDA(米国食品医薬品局)はトリプトファンの販売を禁止しました。
FDAは、その厳格すぎる検査体勢で大変有名な機関です。特例はありますが、アメリカでは個人使用であってもFDAが安全だと認めない食品・薬品の輸入は認められません。一つの食品・薬品に対して何百人もの専門家や統計学者、法学者が厳格な体制で審査しているのだから、それだけの自信を持っているのでしょう。システム自体や検査方法に賛否はありますが、ともかくFDAはトリプトファンに毒性があるとして、米国内での販売を禁止し、味の素や昭和電工などは対米輸出禁止の措置を受けました（当時はトリプトファンの毒性だと信じられていましたが、現在では不純物が原因だということが判明しています。しかしＦＤＡはまだ認めていません）。
トリプトファンは、ここで紹介する5ＨＴＰになってからセロトニンになり、メラトニンとなるので、トリプトファンが禁止された現在では、睡眠薬の中心は5ＨＴＰやメラトニンに移行してきています。
5ＨＴＰがメラトニンと違うのは、重要な神経伝達物質である「セロトニン」に、まず代謝されるということです。このセロトニンは、覚醒・睡眠、自然運動、摂食・飲水行動、攻撃行動、学習・記憶能力、性行動、中枢性血圧調節など、幅広い生理機能と関与しています。大雑把にいえば、セロトニンは「気分を高揚させる」作用があるといっていいでしょう。
気分が落ち込んで自己嫌悪したり、無気力になったりするうつ病では、脳内のセロトニン量が減少することが分かっていて、トラフニル・アナフラニルやプロザックなどの抗うつ薬は、シナプスの間に滞在するセロトニンを増加させることによって、抗うつ作用を示します。
ただ、日本で使われている抗うつ薬の多くは、眠気・だるさなどの耐え難い副作用を持つので（セロトニン以外にも影響を与えてしまううえ、不必要なところでも神経伝達物質が過剰になるため）、うつ病患者は別として、一般の人は飲まないほうが望ましいものです。その点、この5ＨＴＰはセロトニンの原料ですから、抗うつ薬にみられる酵素の阻害による副作用はなく、不快な症状を味わうことなく脳内のセロトニンの量を増加させることができます。そのため軽いうつ病の治療や、記憶力増進、気分の高揚などの目的に使用できるでしょう。
ちなみにトリプトファンは、基本的に植物しか作ることのどきない貴重なアミノ酸で、正しい食事をしていないと十分に摂取できない可能性があります。トリプトファンは肉・野菜などに幅広く、しかし「低濃度」にしか含まれないので、できるかぎり多くの種類の食べ物からおいしく摂取するのがもっとも望ましいでしょう。化学合成ではどうしても天然ではありえない副産物が混じってしまう（金と手間を惜しまなければ除くことができる）ので、安物はあまりお勧めできません。
この5ＨＴＰを夜間に飲むと、セロトニンを経てすぐにメラトニンに代謝され、眠気を催すので夜間に勉強するときには向かないでしょう（夜は睡眠をとり、脳味噌が昼の情報を整理するための時間と考えましょう）。
（相互・副作用）
●ＭＡＯ阻害薬や抗うつ薬と併用すると、セロトニンの過剰をきたし、頭痛や吐き気などの神経症状が起こる→併用回避
＊ＭＡＯ阻害薬・抗うつ薬の例；
プロザック、アナフラニル、トフラニル、セントジョンズワート（抗うつ）
●過量投与で頭痛・吐き気・めまいなどの神経症状があらわれる
●眠気を催すことがあるのでね機械類の操作をしてはならない（特に夜間）
（以下略）
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。