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香港:中国政府系メディア「愛国者」キャンペーン 真意は?
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040223k0000m030031000c.html
【香港・成沢健一】香港の民主化に関連し、中国政府系メディアが香港住民に「愛国者」としての行動を求めた故トウ小平氏の生前の発言を引用してキャンペーン報道を繰り広げている。その真意をめぐって香港では複雑な見方が出ている。
口火を切ったのは中国国営の新華社通信。トウ氏の7回目の命日に当たる2月19日、84年6月に香港経済界の代表に語った談話を配信した。「香港の自治は愛国者が主体となるべきだ」と強調し、「自らの民族を尊重するとともに、祖国の主権回復を擁護し、香港の繁栄と安定を損なわないこと」を
「愛国者の基準」とする内容だった。
中国中央テレビや「人民日報」も関連の評論を紹介。中国系の香港各紙も数ページを割き、団結や安定の必要性を説いている。香港では昨年7月の50万人デモ以降、行政長官の普通選挙などを求める声が高まっている。特に、台湾で総統選や住民投票が実施されるのを前に、香港での急激な民主化を戒める狙いがあるのではないかとの見方が一般的だ。
9月には立法会議員選挙が行われる。香港の親中派勢力の一部も今月中旬以降、民主化をめぐる議論の中で民主派議員を名指しで「愛国者ではない」と批判したり、「ほえる犬にエサをやるようでは何も覚えない」と発言し、民主派の反発を招いている。
[毎日新聞2月22日] ( 2004-02-22-18:57 )