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(回答先: 沖縄「独立すべき」2割 琉球大講師らアジアで比較調査 [朝日新聞]【4割は「自分は沖縄人で日本人」】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 22 日 18:08:53)
更新 2004年2月20日 金 10:42
異民族支配など類似した歴史背景を持つ沖縄、台湾、香港、マカオの4地域を対象に、アイデンティティーをめぐる比較調査を、琉大法文学部講師の林泉忠(りんせんちゅう)博士(国際政治学)を中心とする調査チームが実施した。その結果、台湾では自らを「台湾人」、沖縄では「沖縄人で日本人」とする意識が強いなど、アイデンティティーの複雑さが浮き彫りになった。独立の是非を問う質問では、台湾の独立志向が顕著だったが、沖縄でも約2割が「すべきだ」と答えた。
調査は昨年9月から11月に掛けて、18歳以上の住民を対象に行われ、4地域で計2027人から回答があった。このうち、沖縄では822回答あった。
地域の住民を何人と考えるかを尋ねた質問に対し、沖縄では「沖縄人で日本人」(41・8%)が最も多く、次いで「日本人」(28・8%)と「沖縄人」(27・5%)がほぼ同率だった。香港でも同様に「香港人で中国人」(54・4%)が最も多い。一方で、台湾では「台湾人」(50%)が多く、次いで「台湾人で中国人」(42・8%)だった。中国への返還議論が比較的スムーズだったマカオでは「マカオ人で中国人」と「中国人」がほぼ半々となった。
また、独立の是非を問う質問に「独立すべきだ」と答えたのは、台湾で最も多く66・3%、次いで香港の28・9%だった。沖縄は18・5%。「すべきでない」は、マカオ77・7%、沖縄63・5%、香港60・5%だった。
沖縄で「独立すべきだ」と答えた理由としては「民族的に日本人ではない」(40・3%)、「沖縄は日本の領土ではない」(23・6%)が多かった。「すべきでない」では「自立する能力を持っていない」が56・5%を占めた。
林博士は「各地域の住民のアイデンティティーが多様で複雑であることが確認できた。その複雑さは土着地域と祖国への帰属意識の間にちゅうちょし、遊離することだ」と指摘。「台湾を除く地域では、独立は1種のタブーで調査も行われてこなかったが、独立の意識が厳然として存在している」と話した。
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2004/2004_02/040220e.html