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【ブリュッセル=刀祢館久雄】欧州連合(EU)各国の間で、5月に加盟するポーランドやチェコなど中・東欧諸国からの労働力流入を制限する動きが広がっている。安価な労働力が大量に入り込み雇用を脅かす事態を懸念しているためで、ほとんどの国が受け入れ枠の設定など何らかの制限を導入する見通し。東西欧州を統合する歴史的なEU拡大だが、労働市場の一体化には時間がかかりそうだ。
オランダ政府はこのほど、中・東欧からの労働者を当面、国内で労働力が不足している分野に限って受け入れる方針を打ち出した。当初は労働市場を全面開放する意向を示唆していたため、中・東欧側は不満を募らせている。
スウェーデンも1月に無制限の方針を撤回した。これを受け、EU非加盟のノルウェーも2月に入って「近隣諸国が制限するなら我が国も同調せざるを得ない」と表明するなど、規制に向けた動きが連鎖的に広がっている。 (23:25)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040220AT2M2001020022004.html