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【ローマ=秦野るり子】イタリアのベルルスコーニ首相が17、18日の両日にわたって、「税金が高い場合は脱税しても道徳的に正当化できる」と発言、野党などから「首相が脱税を奨励した」と批判が噴出している。
問題の発言は、6月の欧州議会選挙を前に政府・与党の減税案の売り込みを図ろうとして飛び出したもの。まず、17日の記者会見で、「税率が(高額所得者に適用されている)50%以上なら、人々は『脱税しても道徳的に認められる』と考えるものだが、これが33%だと、支払い義務を感じる」などと語った。18日にも、「脱税の正当化」は「人間の自然な行動」と繰り返した。
国内有数の財閥を一代で築き上げたベルルスコーニ首相は、不正会計操作で脱税を図ったとして被告席に座ったこともある人物。それだけに単なる舌禍事件では済まされないと見る向きもある。
(2004/2/19/10:50 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040219i203.htm