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2004/02/19
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2004年1月29日(木)
この講座の2〜7回は、2002年の逗子市長選挙当時、私が下記の掲示板に書いたものです。
http://homepage3.nifty.com/~akira/ao110_old.htm
もう一度まとめてみましょう。「長島一由氏の最終学歴」について私の調査を要約すれば以下の通りです。
1998年ごろだったでしょうか、逗子市秘書課に日時の記録はあるはずですが、私は市長室で長島氏から直接、東大法学部が彼に授与した立派な「学位記」を見せてもらいました。
要するに1枚の卒業証書みたいなものですが、丸い筒ではなく、A4サイズくらいの紺色だったかの厚い表紙と裏表紙というか、そういうものに大事に挟まれているわけです。
ほー、こういうものか、と拝ませて頂きましたよ。
しかし、本来わたくしの関心は、彼の大学院での「研究内容」にありました。
どんな「修士論文」を書かれたのか。
そこで「常識」として、まず大学院に閲覧を申し込みました。
その結果「長島一由氏による修士論文は存在しない」という回答を得たのです。
驚いた私は、秘書課を通して彼に説明を求めることとなりました。
結論を言えば、彼は「修士論文」を書いていません。
では、なぜ「修士課程修了」なのか?
ここがなんとも不可解なのですが、あの権威主義の塊のような東大法学部が1991年に、なぜか「社会人さんイラッシャイ」という「専修コース」というものを創設したのです。
文部省の「指導」によるものでしょうか。
授業料欲しさに商売っ気を出したのでしょうか。プライドを捨てて。
この「コース」を卒業するのに「論文」ではなく「リサーチペーパー」というものを学生は書きます。
これは大学に保存されないのです。その価値なし、ということでしょうか。
学卒の論文でも数十年保管されて誰でも閲覧できるのに。
そういう事情が判明するのに手間がかかりました。
長島氏がスムーズに説明してくれなかったからです。
このオバサンがしつこく迫って、やっと、彼が書いた30枚ほどの「ペーパー」のコピーをもらいました。
当時の秘書課長から手渡されたのですが、「どうか、これは外部に出さないでもらいたい」という、長島市長からの伝言付きでした。なにかマズイことがあるのでしょうか。
テーマは、彼がフジテレビ在職中だったためか、「衛星放送と東アジアの国際関係」といったもので、オリジナリティーは無く、2、3の関連本を参照してまとめたと思われるレポートです。
私が期待していた「地方自治」の分野とは無関係でした。
主任教授は誰か、と訊きましたら、「田中明彦教授」とのことでした。
教授から長島くんについてのエピソードでもきけるかと思い、東洋文化研究所に電話しました。運良くご本人と話ができ、私は「貴方が指導された長島くんが市長になっている逗子の市民ですが」ということで、「彼の大学院生時代のことについて何か」と水を向けましたが、「そういうことは、本人からの申出以外にはお答えできません」と逃げられました。
クールな師弟関係ですね。
因みに、田中教授は専門は東アジア政治ですが、近年は国際政治学者として、アメリカのイラク攻撃を明確に支持し、アメリカによる世界支配を是とする立場でした。
最近はイラク情勢の説明にかなり困っている様子で、ギリシャの歴史などまで持ち出して煙幕を張りつつ支離滅裂なことを書いておられます。
この方が、あの30枚の「リサーチペーパー」に「修士号」の価値ありと「評価」されたのでしょうか?
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/activities/tanaka.html
http://sheepman.parfait.ne.jp/20030330.html
http://210.173.172.17/eye/kaze/art/040118M079_0303100E10DC.html
尚、長島一由くんが利用したこのウマイ学歴底上げ術は、残念ながらもう使えないようです。
ご存知のように、「法科大学院」開設のために、法学部大学院は2004年から大幅に改組され、夢の「専修コース」は12年間でなんらかの使命を終えたと考えられたか、「消滅」していました。
昨日、東大のHPで確認しました。
「専修コース」の運営実績の記録は大学に当然残っているはずですから、関心のある方は問い合わせてみたら如何でしょう。
東大法学部大学院の専修コースについて何かご存じの方は教えてください。
ほかにもこんなウマイ学歴底上げ術があるようでしたら、それもご教示ください。
有権者がつまらない毛針に引っ掛からないために。(完)
(安住るり)
http://www.janjan.jp/government/0402/040206906/1.php