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“韓民族の精気を断つために”高い山の頂上に鉄杭を打ち込んだという植民地時代の話が、写真を通じてその端緒が開かれようとしている。
太平洋戦争が最高潮に達した1943年、日本軍が白頭(ペクドゥ)山頂上の天池に鉄杭を立て、天皇の始祖神であり、日本人の先祖として知られる「天照大御神」に祭祀を執り行う写真が発見された。
この写真は朝鮮総督府が発刊した「白頭山登頂(1943)」に掲載されたもので、龍山(ヨンサン)駐屯の18連隊員と日本人植物学者からなる白頭山探求の練成隊が、頂上の池で身を洗い、戦争での勝利を祈願する姿などを盛り込んでいる。
この本は資料収集家のチョン・ソンギル(啓明(ケミョン)大学のコンサン医療院名誉博物館長)さんと洪思光(ホン・サグァン/韓国社会文化研究院)さんが購入したもの。
週刊朝鮮(1792号)は、この写真以外にもチョンさんと洪さんが発掘した植民地時代の残酷な統治を物語った写真を公開する。
イ・ボムジン記者 bomb@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/17/20040217000076.html