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1971年、日本で力士1人が若くして亡くなった。シルム(韓国相撲)の天下壮士にあたる「横綱」玉の海が、急性肝炎で27歳の生涯に幕を閉じた。彼が相撲界を制して1年8カ月目のことだった。
彼の故郷、愛知県には記念館と銅像が建立されたが、彼が「ユン・イギ」という名前を持つ韓国人だったという事実を知っている日本人はほとんどいない。
1979年、57代横綱に昇進した三重の海も、李五郎(イ・オラン)という韓国人だ。相撲界入門直後に帰化した彼は、日本人、石山五郎になった。日本のメディアはこのような事実を一切取り上げなかった。日本の国技の頂点に韓国人が上り詰めたことを認めたくなかったのかもしれない。
相撲界では韓国人でありながら、自らの身の上が明らかになるのを拒む力士たちが多かったという。歴代横綱のうち、少なくとも4人が韓国系という主張もある。最近韓国のシルム選手、金成澤(キム・ソンテク/春日王)が、相撲界で堂々と韓国出身であることを明かして快進撃を続けることに、多くの在日同胞らは隔世の感を受けるという。
14日と15日の2日間にわたりソウルで行われた大相撲競技は、日本のNHKや主な新聞社が大きく取り上げ、韓国の観客の反応を細かく伝えるなど、日本でもかなりの話題となっている。産経新聞は61年ぶりの韓半島での興行は成功したと報じた。
相撲協会には、第2次大戦末期の1943年6月、ソウルで相撲競技を行ったという記録が残されている。当時の韓国は創氏改名と神社参拝が強要されており、学校では韓国伝統のシルムではない、相撲の普及が奨励されていた時期だった。
韓日スポーツ交流行事も重要だが、このような背景にも一度位は触れるべきではないかと思う。
東京=鄭権鉉(チョン・グォンヒョン)特派員 khjung@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/16/20040216000026.html