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橋本市柏原(かせばら)の「柏原遺跡」で県文化財センターが実施している第2次発掘調査で、約2000年前の弥生時代中期の方形周溝墓が11基見つかった。第1次調査の6基と合わせ17基にのぼり、県内で確認された弥生時代の墓域としては最大規模になるという。同センターは14日午後1時から現地説明会をする。
方形周溝墓は、方形・長方形の溝で囲い、中に木棺などを埋めた墳墓。センターはこれまでの調査から、集落の周縁部に墓群がつくられ、隣接地に大規模な集落跡が広がっていると見ている。墓の埋土からは、女性をかたどった土偶が、良好な状態で出土した。
センターは「紀の川上流域に大規模な集落があったことが分かる。大阪・河内の土器も出土しており、河内との物流もあったはず。人や物の流れを知るうえで重要な資料になる」としている。
調査は京奈和自動車道の建設工事に伴い、98年度に開始。柏原遺跡は昨年度から調査を始め、今年度から第2次調査として約4900平方メートルを調べている。
説明会は、JR紀伊山田駅で下車し、国道24号岸上交差点を北に徒歩約10分。雨天は15日に延期する。問い合わせは現地調査事務所(0736・33・0766)。
【萱原健一】(毎日新聞)
[2月14日20時13分更新]