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【木村多江のコメント】女優として誰かを演じ続けてきたわたしが、この機会にはじめて「木村多江」に触れてみました。不動と無音の世界から、少しでも私の息づかいが伝わったらうれしい。…ちがう色のわたし、届けたい。
http://shop.wani.co.jp/shop/goods/goods.asp?goods=4-8470-2791-4
「貞子」木村多江が魅せた大人のSEXY
(サンケイスポーツ)
フジテレビ系で放送された連続ドラマ「リング」「らせん」の貞子役で視聴者を震え上がらせた女優、木村多江(32)が、初写真集「余白、その色。」(ワニブックス、税別2700円)を26日に発売する。
これまでストーカー、文豪バーのママ、大奥総取締役筆頭…など個性的な役柄をバリバリとこなしてきた木村が、未開拓の表現に挑戦。女性のしなやかさを感じさせるポーズや、赤い布一枚だけをまとったシーンなど大人の色香を漂わせるセクシーショットを大胆披露した。撮影は昨年秋に都内で。
木村は「(写真集という)不動と無音の世界から少しでも私の息づかいが伝わったらうれしい。ちがう色のわたし、届けたい」とPRしている。
http://news.goo.ne.jp/news/sanspo/geino/20040123/20040123-s-07.html
木村多江さんとは1995年5月、原作/泉鏡花 脚色/寺山修司 構成・演出/白石征
東京・錦糸町の小劇場で共演した。
木村さんの写真集を書店で買う。
さまざまな俳優や舞踏者と共演したが、メディアに登場できたのは、木村さんだけだったと思う。
2月に芸能世界の厳しさをひとりアパートで思う・・・・
何人も芸能世界からやめていった・・・・
芸能とは、ただ貧乏生活との闘争である。
貧乏に疲れたとき、人は芸能におさらばして、市民社会へと向かう・・・
それほど市民社会とは人間らしい生活が待っているのだろうか・・・・
自分も貧乏生活には疲れ果てた・・・
しかし、あの貞子を木村さんが演じていたとは・・・・
自分は知らなかった・・・
やはり木村さんは根性があったのだ。
自分はとうとう売れず芸能世界から敗退していくのだろうか・・・
今年1年間はからだと生活を再生したいと思う・・・
部屋をかたずけはじめる・・・・
部屋はいろいろな劇団公演のチラシばかりだった・・・
「ちくしょう」「ちくしょう」と焼酎を飲む。
嫉妬こそが芸能のエネルギーである。
そして嫉妬されない芸能人は生き残ることはできない。
嫉妬こそ芸能世界である。
自分はただ、あしもとの思想とリアリティを獲得していこう・・・
舞台に魅せられた廃墟人間は、何年後かに復帰すれば、嫉妬されるのである。
嫉妬の首を切りながら芸能は進んで行く・・・
テレビ局で遅刻した人間は1年間、仕事がない。
芸能界できちんとあいさつできない人間は、つぎの仕事をもらえない。
木村多江さんは、そういう厳しい芸能世界で生きぬいてきたのである。
最近、自分がかりそめの存在であることに気がつく。
ゆえに自分は売れなかった。
自分が買われ売れることは、仕事の電話が入る。
売れない人間はいくら電話を待っていても仕事はこない。
あしたは追われ行く明日としての貧乏生活である。
役者とは俳優とは舞踏者とは、いかに貧乏生活に耐えて行けるかの条件。
きわめて単純シンプル。
そしてもはや市民社会にはもう戻れない・・・・