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今城塚古墳の後円部で確認された排水溝。石組みで、内部が空洞になっている
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040210-00000011-yom-soci
真の継体天皇陵との説が強い大阪府高槻市の大型前方後円墳、今城塚(いましろづか)古墳(6世紀前半)で、後円部から、石組みの排水溝など埋葬施設の一部が確認されたと、同市立埋蔵文化財調査センターが10日、発表した。
排水溝は横穴式石室に必要な設備とされることから、同古墳が初めて横穴式石室を採用した大王級の古墳である可能性が高まった。
確認されたのは排水溝の先端部分で、長さ約2メートル。5、60センチ大の平らな石で暗渠(あんきょ)に組まれていた。内部は幅、高さとも25―30センチ。その真上の高さ約1・5メートルのところに石室入り口の手前に設けられる前庭部があり、規模は幅、長さとも約3・5メートル以上と見られる。
また、これまで墳丘の北側でしか確認されていなかった、埴輪祭祀場「造り出し」が南側でも確認された。これは、古墳時代中期(5世紀)までの大型古墳に見られる施設で、石野博信・徳島文理大学教授(考古学)は「造り出しという伝統を重んじながら、横穴式石室という最新の埋葬施設を取り入れたことになり、大変興味深い」と話している。(読売新聞)
[2月10日22時8分更新]