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二発の米軍の原爆で、心底、腑抜けと成った日本の国家指導者階級。原爆投下を指揮した米空軍ルメイ大将に、勲一等の勲章を与えた、極悪国賊日本政府。
投稿 平成16年02月11日01時56分
太田龍の時事寸評
平成十六年(二〇〇四年)二月十日(火)
(第八百五十回)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
○二〇〇四年二月八日付「EIR」ニューズレターによると、北京の
中国銀行当局は、一月二十三日、
“Bejing's love affair with the dollar has to end.”
と述べた、とある。
○北京のドルとのラブ・アフェアーは終った、と。
○「ドルとのラブ・アフェアー」とは何のこと。
○ちょっとこれは、十分には説明しにくいが、要するに、中国共産政権
は、米国経済に見切りを付けた、と言うこと。
○北京の政府当局は今や、
米ドルが、単なるトイレットペーパーに過ぎない、ことを、明確に認識
した、と言うこと。
○もちろん、米ドルの紙など、トイレットペーパーにも使えない。
○ルービン(クリントン政権時代の財務長官)と、IMF(国際通貨
基金)は、米国経済の大崩壊が切迫して居ると警告した(「EIR」、
二〇〇四年一月二十三日号、十頁)と。
○もちろんこんなことは、ほんの少々でも正気があれば、自明である。
○にも拘わらず、今、一体日本人、日本民族は、どうなってしまった
のか。
○信じがたいことに、
一億二千万人の日本人家畜人ヤプー羊人間白痴人間は、上から下まで、
一番上から一番下まで、
極左から極右まで、
どこもかしこも、
大米世界帝国は永遠なり、
と言う妄想に、完璧に取り憑かれてしまって居るのだ。
○この妄想に何らかの現実的根拠があるとすれば、それは唯一つ、
米国が、地球上の全人類のみならず、地上の全植物と動物を全滅
させるに十分の、核ミサイルを所有して居る、と言うこと。
○「三三集刊」第二十六輯「看戯去也」(民国六十九年十月)。
十一頁以下。
李磐「今日何日兮」(「李磐」は、胡蘭成の筆名)
○民国六十九年は、西暦一九八〇年。
○「核兵器的世界大戦會是怎様的結果?、美蘇幾於全滅、日本與西欧
国家亦幾於全滅、世界都在放射能與科学戦術病菌的伝播下、死傷者
?地、加以飢饉、印度是中立國、尚可生存得約一千萬人中國若中立、
亦生存者可一千萬人.....全世界合起来大約将不過是正、六千萬
人?。」
○世界戦争は今や避けられない。
その結果、米ソは全滅する。
日本と西欧も全滅する。
死傷者は全地球上にあまねし。
これに飢餓。
インドは中立国であるので、一千万人残る。
中国は、もし中立を維持すれば一千万人残る。
その他全世界含めて、五、六千万人残るか。
○ダモクレスの剣は、今なお、全人類の頭上にある。
○昭和二十年八月六日と八月九日。
広島と長崎に投下された二発の米軍の原子爆弾の恐怖が、日本人を、
僅かなひと握りを例外として、ことごとく、
臆病な腑抜けとした。
○とくに、日本の国家の頂上、その首脳部を。
○米国は、「世界帝国の建設者」ではない。
○米国は、全人類を全滅皆殺しとする、
大惡魔、大破壊者、
以外の何者でもない。
その真実を直視せよ。
(了)