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「メディアを市民の手に取り戻し、戦争や人権侵害に反対する写真ジャーナリズムの確立を」と報道写真家の広河隆一さんが呼びかけた新しい写真誌が、イラク戦争開始から1年の3月20日に創刊される。賛同人の報道カメラマン石川文洋さん、作家の落合恵子さん、翻訳家の池田香代子さんがシンポジウム形式で参加する「創刊前夜祭」が2月9日午後7時から、東京・中野の中野ZERO小ホールで開かれる。
月刊の新雑誌の名前は「DAYS JAPAN」。かつて広河さん自身がかかわり、期待をかけたが、廃刊してしまった同名の雑誌があった。「権力を監視する志を失わない写真誌」は広河さんの夢だった。
2万部発行予定の創刊号の特集は「イラク戦争」。セバスチャン・サルガド氏の写真に作家の池澤夏樹さんの文のページなどを準備している。
パレスチナ、アフガニスタン、イラク……。紛争地での豊富な取材経験から、「メディアの流す情報が戦争をあおることさえあった」と批判する広河さん。9・11事件以降「市民のメディア不信はますます広がった」と危機感を抱き、「私たちが知らなければならない情報を読者に届け、時代が危険な方向に突き進むのを止めよう」と賛同者と協力者を募ってきた。
問い合わせは創刊準備室(03・3322・0233)。 (02/08 06:25)
http://www.asahi.com/national/update/0208/008.html