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(回答先: 【今日のぼやき】信長研究本について 投稿者 エンセン 日時 2004 年 2 月 07 日 18:21:44)
細かい点なのですが、ご投稿の副島隆彦氏の記述の中で、1箇所だけミスがあるようです。些細なことなので、氏の記述内容に影響のあるものでは全くありません。
日本にカトリックを宣教に来たフランシスコ・ザビエル(スペイン語ではハビエルJavier)を「カタルーニャ人である」と書かれていますが、ザビエルは1506年にスペイン北部にあったナバラ国の首都パンプローナに生まれたバスク人です。ナバラ国はやがてスペインに併合されて今日にいたっていますが、住民は基本的にバスク民族です。またパンプローナは勇壮な牛追い祭りでも有名な場所です。
ザビエルがカタルーニャに来た形跡は無いのですが、バルセロナの有名なランブラス通りに面したベレン(ベツレヘム)教会の外壁に彼の彫像がはめ込まれています。あまり目立たない場所なので、知らない人も多いと思います。
なお、彼の名前を知っているスペイン人は、よほどイエズス会の歴史に精通した人以外は、まずいないでしょう。