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「ヘルメット」で低温療法=脳梗塞の効果実証−国立循環器病センター
国立循環器病センター(大阪府吹田市)は5日までに、脳梗塞(こうそく)を起こし倒れた患者らの脳低温療法で、ヘルメット型の器具を用いて頭と首だけを冷やす新しい治療法の有効性を実証した。従来の体全体を冷やす方法より簡便で、成果は米国で開かれた学会で発表された。
脳低温療法は、損傷した脳を冷やすことで、脳の腫れを抑え、周囲の正常な部分への影響を防ぐ治療法。
同センターは脳梗塞になって3〜12時間の患者17人に、ヘルメット型器具による治療を実施。脳の腫れを防ぐ点滴などとともに3日から1週間冷やした結果、約1カ月で半数以上の患者の運動機能などが改善し、長期的には全員が回復を見せたという。
脳だけでなく体全体を冷やす方法は、全身麻酔をするため、呼吸や血圧の管理も必要だった。新治療法では全身麻酔の必要はない。
同センターは「全身を冷やす方が効果的だが、この方法は集中治療室(ICU)のない一般病院にも普及可能」と話している。
(時事通信)[2月6日2時1分更新]