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これは確かに難しい問題ですが、私としては、
「児童保護の名を借りた憲法侵害を許すな」という意味において、
この法案に対し、異議を唱える立場をとろうと考えています。
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Ivory/4621/
〜〜
緊急告知!!
7/12付の読売新聞に、自民党が作成した児童ポルノ禁止法改正案を与党三党が衆議院に提出したという報道が掲載されました!!
しかし実際の採決までにはまだわずかな時間がありますから、改正案の撤回、もしくは見直しを要望する余地はあるかもしれません!!
自民党作成の改正案について詳しくは、こちら のムラクモ様のHPをご覧ください。
(ムラクモ様のHPを新規にリンクに追加しました)
この改正案は創作物は規制対象から外したと言われ、この改正案が成立したとしても漫画やアニメなどの規制が実現する可能性は低いと言えそうです。
この点では、我々の反対活動が一定の成果を上げたと言えるかも知れません。
しかし特筆すべき点として、改正案に罰則無しながらも単純所持の禁止が盛り込まれました。
これは、児童ポルノとされる写真やビデオを持っているだけで違法となることを意味します。
(現行法では、売買や配布、掲示などの行為は違法だが、それらを目的としない所持は違法ではない)
しかし、例えば裸で水浴びする子供や恋人の写真と、本物の児童ポルノを区別するのは難しい場合があります。
単純所持規制の是非については賛否両論あるでしょうが、当HPでは冤罪や別件逮捕などを生み出す危険性を指摘し、ゆえに反対……というスタンスをこれまで取ってきました。
反対理由の詳細については、
ここ の問題点その3:『警察当局の恣意的な別件逮捕の口実となる危険性』
ここ の単純所持処罰の問題点
を参照してください。
単純所持自体には罰則が無くても、それが別件逮捕の口実となり得る危険は変わらないと思います。
また、単純所持の罰則無しは期限付であり、次回の改正時(おそらく3,4年後)には罰則無しを取り払う可能性も聞こえてきています。そうなれば、別件逮捕に加えて冤罪を生み出す恐れも危惧されます。
こうした考えから、罰則無しとは言え、やはり単純所持の禁止には反対するスタンスをこれまで通り維持することにします。
よって、
単純所持の是非について改めて検討し、出来れば削除を要請する
どうしても単純所持禁止が盛り込まれる場合でも、
冤罪や別件逮捕の恐れが無いよう十二分に配慮した改定を要請する
罰則無しを出来うる限り持続するよう要請する
方向で活動を続けたいと思います。
何より警戒すべきは、今回の改正が将来的に創作物規制や罰則付き単純所持禁止への一里塚となってしまうことです。
読売新聞の記事を信用する限り、事態の急激な展開に驚きと危機感を禁じ得ません。
正直に言うと自分の中では、記事が本当に正しいのか?……という疑問もあります。
先走った報道が誤報を伝えてしまうことはあるし、報道時点では正確な情報であっても、その後の推移や反響によって方針転換せざるを得ない場合もあるからです。
いずれにせよ、今回の報道は当HPにとっても大変衝撃的なものでした。
早速、政党や議員への意見をしたため、郵送しました。
つきましては、このHPにお越しの皆様にもご協力をお願いします。
上にも書きましたムラクモ様のHPを参考に、手紙やメールで政党や議員に対し意見を出していただきたいと思います。
よろしくお願いします。
〜
〜関連
東京都健全育成条例改定に反対する市民有志Webサイト
http://www.asyura2.com/0311/lunchbreak2/msg/723.html
投稿者 乃依 日時 2004 年 2 月 07 日 00:23:27: