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【ロサンゼルス=森田清司】米ワシントン州シアトル近辺で48人の女性を殺害し、米犯罪史上最悪の連続殺人犯とされるゲーリー・リッジウェイ受刑囚(54)は昨年12月、検察側と弁護側の司法取引により死刑を免れたが、この決着に対し、他の殺人被告側から異議申し立てが相次いでいる。「こちらは1人しか殺していないのに、死刑を求刑されているのはあまりにも不公平だ」というのがその言い分だ。
同受刑囚は当初、7人分の殺人罪で起訴されたが、同州キング郡検察当局の有罪立証は難航。その後、弁護側が、死刑回避を条件に捜査への協力を提案したことで司法取引が成立し、終身刑が言い渡された。
これに対し「私の依頼人が殺したのは1人。しかも犯行当時18歳だった」と訴えるのは同州のリタ・グリフィス弁護士だ。同弁護士が弁護する黒人少年は昨年11月、同少年を別件で逮捕しようとした警官を射殺した。キング郡検察は、すでに同少年に死刑を求刑する方針。このため同弁護士は「あまりにも不公平で恣意(しい)的」と異議申し立て中だ。
シアトル近郊で一昨年、18歳の女性を殺害した男性被告2人も、死刑回避を主張。今後も同様の申し立ては続くと見られている。
(2004/2/3/21:56 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040203id24.htm