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米議会に猛毒リシン、上院の郵便室で発見
【ワシントン=笹沢教一】米CNNテレビ(電子版)によると、ワシントンの米議会棟の1つ「ダークセンビル」内にある、ビル・フリスト共和党上院院内総務の郵便室で2日、猛毒のリシンと見られる不審な物質が発見された。
国土安全省当局者の話として伝えたもので、白い粉の不審物質は、郵便物の中に封入されていたものと見られる。問題の物質は米陸軍の研究所に送られているほか、郵便室がある周辺は封鎖されているという。
リシンは、下剤などに用いられるひまし油の原料「トウゴマ」の種子から取れる猛毒物質。原料の入手や抽出が容易で、過去にも暗殺に使われたことがある。毒物の専門家によれば、噴霧すれば、大量殺人も可能だという。
2003年にロンドン警視庁がロンドン北部で、少量のリシンを押収。男女4人を反テロリスト砲違反などで起訴し、国際テロ組織アル・カーイダなどとのつながりを捜査したが、詳しい背後関係は不明なままとなっている。
米国では、同時テロ直後の2001年10月から11月にかけ、米議会やメディア関係者などに炭疽(たんそ)菌が付着した手紙が相次いで送りつけられ、19人が感染し、郵便局員など5人が死亡した。米連邦捜査局(FBI)は、米国内の科学者や生物兵器専門家数十人を対象に大規模捜査を行ったが、未解決のままだ。(読売新聞)
[2月3日12時51分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040203-00000003-yom-int