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イラク戦争中、「人間の盾」として現地で反戦活動をしていたアラブイスラーム文化協会のジャミーラ・高橋代表(63)=東京在住=が、「イラクの子どもたちの救援に」などとして集められた募金約500万円を、東京都内のモスク(イスラム教会)関係者に預け、モスク側はこれを土地・建物の購入などに用立てていたことが分かった。朝日新聞記者の取材に対し高橋さんは「モスクが学校開設のために必要としていたのでイスラムのためになると判断し、預けた。請求すれば返してもらえる」とし、「一時的に流用」したことを認めている。
文化協会は昨年7月、日本ボランティア会(本部・東京)がイラク救援を掲げて集めた街頭募金など約200万円を受け取った。昨年9月までに同協会や関連団体が「米軍が使用した劣化ウラン弾の被害者のために」などとして集めた募金や寄付金も合わせた約500万円を、東京・大塚のモスク、日本イスラーム文化センターの代表に預けた。
昨年9月29日付で交わされた高橋代表とモスク代表との契約では、500万円はモスク側が隣接するイスラム学校開設用の土地・建物の購入資金に充てるために借用する形を取り、今年3月29日に返すことになっている。が、両者が合意すれば、借用契約はさらに延長できるという。
モスク側は「我々が援助を要請したことは確かだが、イラク救援募金だと分かっていれば受け取らなかった。早急に返したいが、すぐにはめどが立たない」としている。
また、高橋代表は、休業中の神奈川県小田原市の医薬品会社が無許可の工場(貸倉庫)で製造・販売していた有機ヨード剤(商品名ネオマキス)を一般からの募金をもとにした資金でこれまでに260万円分以上購入。無許可製造の注射液などとともに、「劣化ウランの被害やがんに効く」などとしてイラクの病院などに届けていたことが分かり、神奈川県衛生部が調査を始めた。
(02/02 16:03)
http://www.asahi.com/national/update/0202/019.html