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スカルアンドボーンズ、シナルキー、シナルキスト、スターゲート・コンスピラシー、そして、シュウォーラー・デ・ルビック
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
更新 平成16年01月31日08時52分
太田龍の時事寸評
平成十六年(二〇〇四年)一月三十日(金)
(第八百三十九回)
○クリス・ミレガン編
「フレッシング・アウト・スカルアンドボーンズ」
(二〇〇三年十月)。
○その四百十五頁以下に、「シナルキー」「シナルキスト」
「シナルキズム」についてのきわめて重要な記述が、
リン・ピックネット、クライブ・プリンス共著
「スターゲート・コンスピラシー」(一九九九年)、
二百六十三頁から、引用されて居る。
○「シナルキズム」については、昨年春、夏以降、
米国のリンドン・ラルーシュ(『EIR』誌)が、ネオコン一派の
背後にひそむ国際秘密結社、として暴露して居る。
この件については、小紙(週刊日本新聞)で何度か、論評した。
○この「スターゲート・コンスピラシー」の、シナルキズムについて
の説は、「週刊日本新聞」(322号、平成十六年二月二日号、
二、三頁)に、やや詳しく紹介した。
○シナルキー(Synarchy)は、
アナーキー(無政府主義体制)の正反対、とされる。
○つまり、国家権力がすべて、個人の権利と自由はゼロ。
と言う政治制度だそうだ。
○もちろん、これは、イルミナティ世界権力が二十一世紀に完成させ
ようとして居る、「世界人間牧場」以外の何者でもないだろう。
○しかし、「シナルキー」「シナルキズム」とは、始めて聞くことばだ。
○それを日本語に直訳すると、
「統合政治」「統合国家体制」と言ったものと成るか。
○前出「スターゲート・コンスピラシー」は、地球への異星人の介入干渉
支配を、超古代エジプト史との関係に於て解明する著作だと言う。
○この英文著作(The Stargate Conspiracy)が、日本で、何らかの
かたちで紹介されたことがあるかどうかは分らない。
○いづれにしても、この問題(シナルキズム)は、
「スカルアンドボーンズ」結社とも或る種の結び付きを持って
居ると言う。
○これは、真剣な検討検証に値するであろう。
○「シナルキズム」は、十九世紀初頭、ナポレオン帝政期に由来
するとされるが、二十世紀現代の話としては、
R.A.Schwaller de Lubicz(一八八七〜一九六一年)、と言う
フランス人が登場する。
○このひとのことが、日本で、どんなかたちにせよ、
紹介論評されたことがあるとは、筆者は聞いて居ない。
○その名前の読み方も分らないが、一応、
R・A・シュウォーラー・デ・ルビック、として置くが、
確信は持てない。
○シュウォーラー・デ・ルビックには、
(1)シナルキスト、二十世紀シナルキー運動の中心。
(2)シナルキストは、ファシズムの総本家のような地位に在る。
(3)神智学協会、
アレイスター・クロウリーらと密接につながって居る。
(4)グラハム・ハンコック、その他何人かの新エジプト学派の
ベストセラー作家たちにとっての、ゴットファーザー。
(5)つまり、新エジプト学の大御所だと言う。
○シナルキー、スターゲート・コンスピラシー、
新エジプト学、シュウォーラー・デ・ルビック、
こうした事項と、新世界権力(NWO)、イルミナティ、
フリーメーソンとの関係。
これらについては、続報する。
(了)