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米ノースウエスト航空が、米航空宇宙局(NASA)に乗客データを提供していた問題で、NASAはこれを基に、データベースからハイジャック犯などの危険人物を洗い出すソフトウエアの開発を目指したものの、その後プライバシー問題などへの懸念から、研究を中止したことが29日、分かった。
プライバシー問題に取り組む米国の市民団体「電子的プライバシー情報センター(EPIC)」は「NASAとノースウエストの行為が、乗客のプライバシーを侵害したことは明らかだ」として、NASAに内部文書の公開を求める訴訟を提起。ノースウエストに損害賠償請求訴訟を起こすことなども検討している。
EPICが入手したNASAの内部文書などによると、NASAのエームズ研究センターの研究者が2001年12月に、ノースウエストに同年7、8、9月分の乗客データの提供を要請。同社がこれに応じた。
だが、NASAは03年9月、米航空会社のジェットブルーが防衛関係の企業に乗客情報を提供したことが問題化した直後に、この研究に予算を付けないことを決定。研究者はすべてのデータを同社に返却したという。
ノースウエストは「航空安全の向上目的での政府の研究へのデータ提供は適切なことだった」と反論している。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/040130/0130kok045.htm