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<アルツハイマー病>抑える遺伝子治療に初成功 理化学研など
アルツハイマー病を引き起こす原因と考えられているたんぱく質「ベータアミロイド」の発生を遺伝子治療で抑えることに、理化学研究所と自治医科大の研究グループが初めて成功した。遺伝子治療は薬剤に比べて、長期間効果がある。安全性が確認できれば新しい治療法になると期待される。28日発行の北米神経科学誌に掲載された。
アルツハイマー病は、ベータアミロイドが長い年月をかけ、脳に蓄積して神経細胞が死滅して起こるとされる。
研究グループは01年、ベータアミロイドを分解する酵素「ネプリライシン」を発見。ネプリライシンを作り出す遺伝子を、ベクター(遺伝子の運び屋)を使い、アルツハイマー病を起こしているマウスの脳に注入した。
その結果、脳内のベータアミロイドの量は投与前に比べてほぼ半減させることに成功した。遺伝子の働きは6カ月間維持されていた。【田中泰義】
(毎日新聞)[1月29日20時21分更新]