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(回答先: Re: 欧州カトリック勢力のロビー工作【ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版2004年1月号】秘密結社「オプス・デイ」の資金源は? 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 1 月 28 日 10:31:27)
"バルセロナより愛を込めて"さん、始めまして。
「戦争版」への御投稿、『イベリア半島「百鬼昼行図」』、いつも楽しみにしております。『その4』〜『その6』の「オプス・デイ」シリーズ、興味深く拝見しました。
レス有難うございます。このレスのお陰で気づいたのですが、私の投稿は、2004/01/25 の"なるほど"さんの http://www.asyura2.com/0401/war47/msg/131.html と重複投稿になっていたのですね。
「戦争版」は流れが速く、時々見落としがあります。失礼しました。
ただ、ルモンドの記事は、『イベリア半島「百鬼昼行図」』と比べると、内容的に「空耳板」でも悪くないかなと思います。
現代日本におけるキリスト教は、権力を握っていないためか、慈善活動や反戦運動など、プラス面しか一般人の目には映りません。
しかし、ヨーロッパ史を少しでも齧ると、これはもう、バチカン=悪の巣窟の感がありますね。
スペインの歴史については、ある時ふいに私の職場にやって来て長居していたユダヤ人から、レコンキスタの歴史ばかり聞かされていました。
が、私個人は、『1984年』を書いたジョージ・オーウェルの『カタロニア讃歌』の愛読者でもあります。「フランコも共産党も酷かったなあ。」とも。
私は、スペインについて断片的な知識しか持たないため、以下の点がよく分らないでいます:
@ フランコ政権を、第二次大戦後も(本人が死亡するまで)長続きさせた最大の功労者が「冷戦」と「オプス・デイ」だとして、フランコはフランコなりに「西欧近代」の本質を見抜いて「オプス・デイ」を拡大強化した?
変な例えながら、「毒をもって毒を制す」ように、「オプス・デイ」を使って、ピレネー以北の欧州からの影響力を押さえた?
A 上記@で、フランコがアンチ「西欧近代」主義者だとすれば、かつてバスク分離運動を背後で支援していたのは、「西欧近代」主義者であるイギリスやフランスの可能性も有り?
B 1996年に社会労働党政権時代の幕を引いた、バスク分離主義者27名の暗殺事件への、ゴンザレス首相の関与の真相は?このスキャンダルを調査した裁判官はファランヘ系?
C ピレネー以北の欧州勢力を抑えようとする点で、現在のアスナール国民党政権が米国ブッシュ政権と利害一致しているとすれば、上記@と同様の理由で、「オプス・デイ」が威力を発揮する?
"バルセロナより愛を込めて"さん、差障りのない範囲で、少しお教え頂ければ、幸いです。