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日英両語、習得は同じ場所 文法理解の脳領域を特定
中学生が英語の文法を習得する際に活発になる脳の領域を、東京大の酒井邦嘉(さかい・くによし)助教授(認知脳科学)が27日までに突き止め、米科学誌「セレブラルコーテックス(大脳皮質)」に発表する。
特定された領域は大脳前頭葉のブローカ野と呼ばれる領域で、左のこめかみ付近にある。日本語の文法が正しいかどうかを判断する場所として確認された「文法中枢」と同じ領域で、言語が違っても脳の中で文法を理解する中枢が同じことを示す研究結果だ。
酒井助教授らは、東大教育学部付属学校の中学1年生の双生児7組を対象に、英語の過去形についての授業の前後に、過去形を答えさせる試験を実施。各試験後、磁気共鳴画像装置(MRI)で血流増加による脳の活動の変化を調べた。
この結果、授業後の試験ではブローカ野が活発化することが判明。試験の成績が良い双生児ほど、この領域が活発化していることが分かった。
(共同通信)[1月27日5時46分更新]