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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040124-00000003-mai-l31
淀江町小波にある弥生時代中期末の百塚第1遺跡(紀元前後)で粘土を焼いた穴のある「土玉(どだま)」が連結した状態で出土した。これまで単体で出土していた土玉は用途が不明で、連結状態の土玉は少なくとも山陰地方では初めて。このほど発表した町教委は「数珠状につないだ首輪や腕輪としてアクセサリーにしていた可能性がある」としている。
同遺跡は、百塚丘陵の緩やかな北西斜面にあり、土玉は10棟の竪穴住居跡の一つから計10個見つかった。いずれも直径約3・5センチ、約5ミリの穴がある。表面は黒く、何かの塗色らしい。
うち、5個が壁に近い床面で連結状態になっており、ほかは脇に散らばっていた。10個全部をつなぐと直径約10センチ以上の円になるという。岩田文章主任(35)は「大きさや色もそろい、つないでいたと考えるのが自然」と話している。
土玉は、約3000個が出た青谷上寺地遺跡(青谷町)や西川津遺跡(松江市)などの例があるが、バラバラで出土するため研究が進んでいないのが現状で、今回の出土例に対しても「住居内の祭事用」という専門家もいるという。
町教委は24日午前10時から一般への現地説明会を開く。現地は山陰道・淀江トンネル南出口付近。問い合わせは町教委(0859・56・3111) 【小松原弘人】(毎日新聞)
[1月24日20時21分更新]