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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040125-00000301-yom-soci
埼玉県で開幕した日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会(教研集会)で、小学生児童の体力低下を示す実例が、25日から始まるテーマ別の分科会で報告される。クラスの大半が鉄棒で逆上がりができない、長距離走が完走できないなどの深刻なケースで、基礎体力向上のため、ユニークな授業に取り組む実践例なども紹介される。
体力低下の実例を報告するのは、福島市立杉妻小の佐藤晃一教諭(47)。3年生の4つのクラスで逆上がりをさせたところ、出来た児童は1クラス(33人前後)あたり、わずか4―5人。中には腕力不足から自分の体を支えることができなかったり、逆上がりに恐怖感を訴えたりする児童もいた。
このほか、長距離走では、途中で走るのをやめ、座り込んでしまう子も珍しくなく、マット運動では体の柔軟性がないため、真っすぐに回転できないケースも見られたという。
佐藤教諭は「幼少期に遊びの中で基礎的な体力を身につけていない子が増えている」と指摘している。
こうした中、静岡県藤枝市立葉梨小の山下雅史教諭(39)は今年度、2年生のクラスで「忍者の修行」という授業を行った。体育館に「山越えの術」など、跳び箱や平均台、マットなどを組み合わせた12のステージを用意。全ステージをクリアした児童には「免許皆伝」の賞状を贈った。
山下教諭は「遊び感覚で体力づくりをさせられたと思う」と話している。(読売新聞)
[1月25日3時6分更新]