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幹細胞移植で胸を豊かに 脂肪を利用、生着率も良好
東大病院形成外科の吉村浩太郎講師らのチームは21日、さまざまな組織や細胞に分化する能力がある体性幹細胞を脂肪とともに注入し、乳房を大きくする手術を実施した。国内初という。
従来の豊胸手術より生着率がよく、安全性も高いといい、先天疾患や事故、乳がん手術などで乳房整形が必要な人への治療に効果が期待される。
幹細胞は自分の腹部から吸引した脂肪から採取したもので、これまで一般的な骨髄からの幹細胞採取に比べ、患者の負担は少ないという。
手術を受けたのは30代女性。脂肪と採取した幹細胞を両乳房に数カ所から注射した。
従来は脂肪だけを注入していたが、壊死(えし)して硬いしこりになることがあった。人工素材を胸に入れる方法では、拒絶反応で素材が変形したり、感染症を起こしたりする恐れもあった。
幹細胞が効果を発揮する詳しいメカニズムは不明だが、乳房に移植されることで、乳房特有の組織や血管になると考えられるという。動物実験で有効性を確認している。
(共同通信)[1月21日17時56分更新]