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http://news.searchina.ne.jp/2004/0114/national_0114_009.shtml
発信:2004/01/14(水) 20:30:32
『新浪網』14日付報道によると、四川(しせん)省の学者が『三国志演義』に登場する英雄の曹操と張飛が、実は親戚だったという新説を発表した。天府早報(電子版)が発表後、中国のインターネットの各コミュニティーで採り上げられ、活発な議論が交わされている。
これを唱えたのは、四川省のシンクタンクである同省社会科学院の文学研究所長で、中国『三国志演義』学会常務副会長も務める沈伯俊氏。
沈氏によれば、『三国志』の魏書の諸夏侯曹伝の注に次のような記述があるという。「建安5年、夏侯渊のめいが夏侯霸の妹と出かけたところ、張飛に出会った。張飛はこれを妻とし、2人の間に娘が生まれた。この娘は後に劉禅に嫁ぎ張皇后となった」
沈氏はこれをもって、張飛は夏侯渊の娘婿ということになり、夏侯渊は曹一族と親戚関係にあることから、張飛と曹操は親戚関係にあるとの説を展開している。
しかし天府早報(電子版)がこれを発表した際には、「驚きの新発見」と打ち出したが、冷めた反応も。「劉禅が魏に降伏した際、面会した夏侯霸に向かって『自分の皇后は張飛の娘であり、張飛の妻は夏候家の娘なので、自分たちは親戚同士である』と命乞いをしたことは、『三国志演義』を読んだ者には馴染み深いこと」との指摘もある。
インタビューを受けた沈氏は、「歴史上の人物の親戚関係などは、文学研究全体からみれば小さなこと。これを発表したのは、読者にもっと広い視野を持って様々な角度から『三国志演義』を見て欲しいとの意図があったため」だと説明した。
(編集担当:石井一三)