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(回答先: アメリカの皆様へ:「おだてたってダメですよ(^0^)/」 投稿者 スパルタコス 日時 2004 年 1 月 09 日 17:36:57)
アメリカのアーミテージ国務副長官がJNNの単独インタビューに応じました。イラクへの自衛隊派遣を絶賛するとともに、「憲法第9条は日米協力の障害である」という見方を明らかにしました。
対日政策の実質的な最高責任者、リチャード・アーミテージ国務副長官。日本の自衛隊の海外派遣実現に向けて、長年、力を注いできた、ブッシュ政権内きっての日本通です。自衛隊のイラク派遣が決まった際には涙を浮かべたといいます。
「まずはじめに、日本の皆さんがイラクの支援に立ち上がってくれたことに感謝します」、「日本の存在感を世界に示すという意味でも、素晴らしいことだと思います」(アーミテージ国務副長官)
アーミテージ副長官は、日本国内で、自衛隊のイラク派遣に反対の声が多いことについて、こんな例を持ち出してかわしました。
「世界は危険に満ちています。日本だってオウム真理教事件のようなテロを経験しているからわかるはずです。我々は安全な世界をつくるために協力していかなければならないのです」(アーミテージ国務副長官)
そこで、国民の間でも議論の多い、憲法9条との関係について聞いてみました。
「(Q.多くの日本人が自衛隊派遣に反対しているのは、派遣が日本国憲法の第9条の改正につながると恐れているからだと思いますが?)、日本の憲法について、アメリカ人の私が論ずるべきではないと思います。日本人同士でやるべきことでしょう。今回の派遣は憲法に違反していないと判断されているわけですし、そもそも、時代は変わって来ているんです。中東地域の安定は日本にとっても大事なことです。つまり、日本が今やっていることは、自らの国益とも直接関わってくることなのです。もしそれでも憲法9条に反していると言うなら、別にかまいませんが、私は反していないと思います」(アーミテージ国務副長官)
「(Q.つまり、憲法違反にあたらないと?)、何年か前にも私は論文に書きましたが、憲法を改正するかどうかは日本人自身が決めなくてはいけないことです。しかし、その時にも言いましたが、憲法9条は、日本とアメリカがいっしょに行動していく上で障害になると思います」(アーミテージ国務副長官)
「(Q.日本人にとって『自衛隊派遣』と『憲法9条』の両立を理解するのは難しいと思いますが・・・)、何度も言いますが、それは日本人が判断することだと思います。小泉総理が自衛隊派遣の基本計画を決定するに至った理由や経緯を説明した12月9日の演説をしっかりと聞きましたが、心が動かされましたね。総理は、日本が国際社会で大きな役割を持ち、国連の安全保障理事会のメンバーになる資質を十分に備えた国であることを世界に示したと思いますよ」(アーミテージ国務副長官)
「(Q.今回の支援は“イラクのため”というよりは“北朝鮮の脅威”が理由だと言う人もいますが・・・)、日本のイラクでの活動は北朝鮮の脅威とは全く関係ありません。我々の日本に対する安全保障は日本が脅威にさらされた場合にのみ適用されるものであって、イラクに行く、行かないとは関係ありません」(アーミテージ国務副長官)
「Q.『ラスト・サムライ』という映画が日米で大ヒットしていますが、この映画には対テロ戦争で言われた“Show the flag”(日の丸を見せろ)とか、“Boots on theground”(部隊を派遣しろ)などのスローガンに通じるものとして、“武士の精紳を見せろ”というメッセージが見えたような気がしたのですが)、ラスト・サムライはアメリカでも大ヒットしています。理由はふたつ、ひとつはアメリカの人々の日本に対する興味や親近感がこれまでにないくらい高まっているということです。もうひとつは、日本人であれアメリカ人であれ、武士道の精神に共感するところがあるんだと思います。誠実であり、正直であり、自分の仕事には常にベストを尽くす。例えそれが戦うということであってもね」(アーミテージ国務副長官)(9日23:30)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline885811.html