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日韓両国が領有権を主張する「竹島」をデザインした切手の発行を韓国が計画している問題は福田康夫官房長官が9日の記者会見で改めて懸念を表明するなど、小泉純一郎首相の靖国神社参拝で揺れた日韓関係の新たな火種となってきた。麻生太郎総務相は同日の閣僚懇談会で「対抗切手」発行の検討に言及したが、実際には困難とみられ、政府は小さな切手が投げかけた波紋に苦慮している。
「万国郵便条約が掲げた国際協力の精神に沿っていない」。麻生総務相は9日の記者会見で改めて発行方針を批判、福田長官も「韓国側の説明を求めないといけない」と述べた。
この問題で外務、総務両省はすでに発行中止を要求しているが、韓国側は方針は不変としている。このため総務省は発行された場合、切手を貼った郵便物の日本国内の引き受け停止も検討したが「大変な手間になる」(麻生氏)と断念した。麻生氏が言及した「対抗切手」の発行も「逆に日本が条約に違反しかねない」(総務省幹部)と非現実的との見方が強い。
切手発行をめぐっては94年12月、米国郵政公社が原爆の「きのこ雲」の図案の切手発行を計画して日米間で問題化、日本政府の抗議を受け、同公社がデザインを変更したことがある。【堀井恵里子】
[毎日新聞1月9日] ( 2004-01-09-18:32 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040110k0000m010020000c.html