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米国ネオコン派は、新しいジャコバン派、ジャコバンルネッサンス、と言う。(「アメリカン・コンサバティブ」二〇〇四年一月十九日号)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成16年01月06日23時38分
太田龍の時事寸評
平成十六年(二〇〇四年)一月六日(火)
(第八百十五回)
○パトリック・ブキャナン主宰「ザ・アメリカン・コンサバティブ」、
二〇〇四年一月十九日号(第三巻、第一号)。
○その二十二頁以下に、C・G・リンカトリック大学教授の
「ジャコバンの復活」、と言う、重要な論説あり。
○ここで、リン教授は、
米国のネオコン派は、アメリカの伝統主義者よりもずっとフランス
革命派に近い、と論じて居る。
○つまり、現在の米国ネオコン派は、新しいジャコバンである、と言う。
○この主張は正しい。
○しかし、今の日本人は、ジャコバン派、と言われても、感じるものは
なんにもない。
○フランス革命史についての本物の知識が、なにひとつ、日本人に対して
与えられて居ないのである。
○それではこれから、フランス革命史についての勉強をやり直すか、
と言われても、そんな時間があるのだろうか。
○日本人に与えられて居る文献は、せいぜい、バークの「フランス革命
についての省察」ていど。
○しかし、このバークの古典は、一七八九年、即ち、いわゆるフランス
革命勃発第一年の事象にもとづいて書かれたものであって、こんな
ていどのものはお話にならない。
○フランス革命がその全貌を暴露したあと、その背景、その陰謀の
主体勢力についての研究にもとづいて、十八世紀の末に、二冊の
古典(ロビソンと、バルエル)が出たことは、既に述べた。
○ジャコバン、と言えば、必読の古典は、
バルエルの「ジャコバンの歴史」(一七九八年)である。
○しかしこれは、全三巻八百頁超の大著である。
これを今から翻訳して出版するか、
と言っても、ちょっと、困ってしまう。
○ジャコバンは恐怖政治(テロリズム)の語源であり、本家本元である。
○米ネオコン派は、ジャコバンの復活(ルネッサンス)、新しい
ジャコバンである、と言われる。
○これはその通り。
○しかし、もしそうだとすれば、それは一体、何を意味するのであろうか。
○それは、ネオコンの指揮のもと、米国はこれから全世界的テロリズム
によって、全人類を巨富のドン底に突き落とすであろう、
と言うことを意味する。
○それは単なる駄法螺か、と言うと、そんなことはない。
○確かに米国には、全人類を文字通り、何万回でも皆殺しにできる
くらいの、
核兵器、
生物兵器、
化学兵器、
が、貯蔵されて居る。
○ネオコンと言う現代のジャコバン派は、これらの兵器を実際に使用
するだけの、あのニーチェ言うところの「権力意志」、なるもの
を持って居るのかも知れない。
○いな、これらのABC兵器のみでない。
○彼らは宇宙空間の独占的支配を強行するつもりである。
○のみならず、その他の超ハイテク兵器の開発に、米国は狂奔して来た。
○一億二千万日本人家畜人ヤプー、羊人間の群れは、売国奴小泉に
率いられて、第三次世界大戦の屠殺場へと、おとなしく、またトボトボ
と、また或る種のオッチョコチョイは、活き活きと、ご主人さまのお
役に立てるのか嬉しくてたまらない、と言った風情で、満面の笑みを
たたえて、走って行く。
○しかし、一億二千万の羊人間がどうしようと、筆者ひとりはその行動
に同調することを断乎として拒否する。
(了)
〜関連
http://www.asyura.com/2003/war20/msg/565.html
木村氏が、自覚する事は、目を冷めたばかりだ事を
投稿者 愛 日時 2002 年 12 月 27 日 13:08:45:
ネオコンとか日本の転向右翼とかの元トロッキストなどは小物もいいところでフランス革命期のジョセエフ・フーシェを研究せよ。
http://www.asyura.com/0306/war37/msg/808.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 7 月 31 日 13:40:29:
太田龍の時事寸評:フランス革命を美化する売国奴国賊インテリの犯罪を弾劾する。[週刊日本新聞]
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/769.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 11 月 11 日 16:10:08: