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『亜空間通信』720号(2004/01/04)
【思想戦争におけるわが信念2004年新春改訂版「失敗よりも逡巡による敗退を恥じよ!」】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
本日、2004年1月4日、「思想戦争におけるわが信念」の004年新春改訂版を発することにした。以下である。
「これが野球ならば、相手の作戦を見破るか推測して反撃することなしには、勝利は覚束ない。ましてや、命懸けの実戦の最中の思想戦争である。同じく命懸けの勝負である。失敗を恐れるなかれ。失敗よりも逡巡による敗退を恥じよ!」
参照:「上兵伐謀」(孫子)「敵の計略を見破ることは指揮官に与えられた最大の任務である」(マキャヴェリ『政略論』第3巻18章)
本日、2004年1月4日に、これを発することにしたのは、「毎年、区切りをつけるために遺言を書く人がいる」という一節を、自宅で取っている唯一の日刊紙、日経の一面下「春秋」欄で読んだからである。いわば、わが「遺言」の改訂版である。
なお、この「春秋」欄の最初の部分も、大いに参考になった。
一休禅師の「門松は冥土の旅の一里塚」という一節もあったのである。私は、かなり前からの「うろ覚え」で、「元旦は」と記し続けていたのだが、この方が、もっともな気がする。そこで、以下の検索を試みたところ、さらに面白い「歴史探検」ができた。どうやら、時代考証を厳密にすると、簡単に、「一休禅師」の作であるとは、断定できないようなのである。私は、ここ十数年来、門松などを立てるころができる一軒家に住んだことがないから、これも、「元旦は」で押し通すことにする。
全言語のページから一休、門松は冥土の旅の一里塚、門松、歴史を検索しました。
約23件中1 - 22件目 ・検索にかかった時間0.50秒
---------- 引用ここから ----------
http://www.01.246.ne.jp/~reki127/index.rekitan-ny.html
歴史探検(2002年新春特集)
「歴史探検〜新春特集号」です。正月の風習の一つ門松の歴史とそれに関するエピソードなどを紹介します。
門松の歴史
門松は年の初めに今年1年の幸を願って目出度い松を飾り付けるのものだが、その歴史は遠く中国の唐王朝時代にまで遡るという。日本でこの習慣が取り入れられたのが平安時代だと伝えられている。平安の王朝貴族たちは特に年中行事を大切にしたので、新年を迎えるに際してこのような飾り付けを喜んでしたことであろう。そのうちに長寿を願う「竹」も飾られるようになり、現在の形に整ったと思われる。「門松」として正月の飾りとして一般化したのはいつ頃のことなのだろうか?
今のように大衆化したのは江戸から明治にかけての頃と思われるが、室町時代には既に大方知られていたようである。それは室町時代の僧一休の「という句からも分かる。しかしこの句も「一里塚」という江戸時代に入ってから一般化された言葉が入っていることからして江戸期の作ではないかとも言われており、一定してはいない。とにかく、室町から江戸にかけての期間に広まり出したことは確かであろう。
門松に関する意外なエピソード
門松は正月の飾りとして知られているほかに戦国時代においては戦勝祈願の意味も込められていたのである。生涯で唯一武田信玄に敗れた徳川家康はその三方が原合戦を非常に恐怖に思い、また自分の合戦に対する考えや武田信玄に対する尊敬そして憎しみを抱く結果となったことは有名な話である。命からがら浜松城に戻り、すぐさまその様子を絵師に書かせたと言う絵も残されている。家康はその武田に打ち勝つために武(竹)を斬る(切る)に掛けて門松の竹を斜めに切らせたと言う。これが家康の合戦に望む心意気だったのである。これが武家、特に家康の家臣団に広まり、江戸時代に入り武家一般に広まって今日に至っていると伝えられている。今の門松の形は家康の戦勝祈願が込められたものだったのである。
「江戸名所図絵」元旦諸侯登城之図に描かれた大名屋敷に飾られた門松
---------- 引用ここまで ----------
では、私は本日から、「米を切る」ために、飯粒を、しっかり、まずは二つに噛み切り、念入りに噛み潰すことにしよう。これは健康にも良い。
以上。
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電網速報『亜空間通信』(2001.09.01.創刊 2004.01.04.現在、720号発行済)
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