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http://jczs.sina.com.cn/2004-01-02/1236175155.html
1月2日 12:36 中国新聞網
中国新聞網1月1日電 最新のイギリス政府機密解除ファイル公表によると、1973年アラブ諸国が石油禁輸に踏切った場合、米国政府はかつて中東油田武力奪取を考慮していた。
イギリス放送協会の報道によると、イギリス政府関連ファイルの30年後機密解除の決まりによって、イギリス政府はこれらのファイルを公表した。内容は、米国パラシュート兵はサウジアラビアとクウェートの油田を獲得し、甚だしきに至ってはイギリスにアブダビで同様な事をするように求めることがありえるとしている。
多くの国家政府は計画を制定する時、最も重要な要素として石油の安全供給を考慮する。その時の米国国防長官シュレジンガーは、イギリス駐米大使クレーマーに向って警告した後、イギリス政府は上述の計画の評価をした。
クレーマーはシュレジンガーの話を引用して、米国に対してこのような武力使用は不可能だ。彼はもう既に自信過剰に陥っていると述べた。
1973年10月戦争時に、アラブ諸国政府は石油禁輸政策を実施し始め、試しに米国にイスラエルへ圧力を加えるように強要し、イスラエルに譲歩させた。10月戦争はイスラエルとエジプトとシリアの間で発生した戦争で、戦争の結末はイスラエルを有利な立場にさせた。
その時、アラブ諸国が石油禁輸にしたのは主に米国に対してであったが、その他の多くの国家も影響を受けた。
イギリスの「合同情報委員会」の評価は、米国が「武力行使」に言及する時、油田獲得は、米国が最も考慮に入れるかもしれない1つの目標だと語っている。
「合同情報委員会」はその他のいくつか可能性を排除しているが、しかし次の可能性は含めている。「比較的従順」な指導者により、時のアラブ諸国指導者に取って代える。あるいは「砲艦外交」方式で武力を顕示する。
「合同情報委員会」は、米国の軍事行動は空挺師団形式を採用する。つまり、米国はギリシア、トルコ、キプロス、イラン(その時イランは米国の同盟国だった)あるいはイスラエルの基地をアラブ諸国への空挺師団にそれを利用するかもしれないと考えている。
評価によると、初歩的な軍事行動に必要な軍隊の見積もりは2個師団で、第1師団はサウジアラビアに投入、第2師団はクウェートに投入し、第3師団がまだ必要ならアブダビに投入するかもしれないと報道している。
「合同情報委員会」の考えでは、米国はこの空挺師団を相応するアラブ諸国に降下させる。しかしこの委員会の報告はこう警告する。このような軍事はどうしても持続的に10年間占領しなければならなず、そのためにアラブ世界を離れることができなくなり、ソ連との対抗を引き起こす。
しかし、この委員会はソ連も米国と武力対抗すると決して思っていない。