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フセイン元大統領は「うつろな話し方をしていたが、正気」 チャラビ氏、会話はしなかったと否定
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【東京30日=齊藤力二朗】12月28日付のロンドンのアラビア語紙アシャルク・アルアウサトは、亡命イラク人組織だったイラク国民会議の議長で、イラク暫定評議会議員のアフマド・チャラビ氏とのインタビュー記事を掲載、この中でチャラビ氏は拘束されたフセイン元大統領と会ったことを認め、元大統領は「うつろな話し方をしていたが、正気だった」などと語った。しかし、大統領と会話はしていないと述べた。
同紙によると、チャラビ議員が元大統領と会ったのは12月14日の午後。しかし、チャラビ議員は「彼と会話をしていないし、彼にいかなる質問も発していない」と述べている。
二人が会った際に発表された写真は、二人が会話をしているように写っているが、チャラビ議員は重ねて「我々は一切会話を交わしていない」と強調した。
元大統領の印象については「彼は、打ちひしがれており、アメリカ人たちにに完全に屈していた。何も忘れておらず、過去の経験に何も学んでいない。うつろな話し方をしていた」と述べた。
米国に薬物を飲まされ、酩酊状態にあったとの指摘については「私の評価では違う。彼は全く正常で正気だった」と否定した。
チャラビ氏は、会見直後には元大統領と会話をしたと語ったいた。「うつろな話し方をしていた」というチャラビ氏の発言は、実際には会話があった可能性もなお示している。誰が会見に同席したのかなど多くの疑問も残されている。
チャラビ議員はイラク人の亡命組織のリーダーの中でも、最も米国寄りの立場を示している人物の一人。
二人が会見したことを示す写真をめぐっては、写真の背景が、拘束直後、フセイン元大統領が口の中などの検査を受けている写真の背景と同一であることから、拘束後、チャラビ氏が真っ先に元大統領の人物確認のために会ったのではないか、などと指摘されている。