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【佐賀新聞2003年12月29日】日本人外交官殺害から1カ月、捜査難航
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/724.html
投稿者 passenger 日時 2003 年 12 月 31 日 16:20:41:eZ/Nw96TErl1Y
 

(回答先: 公式には迷宮入りさせられそうです。 投稿者 ディレッタントD 日時 2003 年 12 月 31 日 13:16:06)

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http://www.saga-s.co.jp/pubt2003/ShinDB/Data/2003/12/29/019_03.html

日本人外交官殺害から1カ月、捜査難航
掲載日2003年12月29日
<共>写有図有

〈日本人外交官殺害から1カ月、捜査難航〉

【バグダッド28日共同=及川仁】イラク北部のティクリット近郊で日本人外交官二人が殺害されてから、二十九日で一カ月。反米感情の強い現場周辺の住民らは「米国の占領統治への協力者」とみられることを懸念、米軍主導の捜査には非協力的で、事件の真相解明は高い壁に突き当たっている。
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■警察の聴取嫌う
事件現場のムカイシファ一帯を管轄するディジュラ地区の行政長で、地元有力部族長のシャラン・アブドルジャバル氏は二十七日、共同通信に対し「警察の事情聴取に応じるのを皆、嫌がっている。売国奴と思われるのを恐れているからだ」と指摘。「捜査は何の進展もない」と繰り返した。

ムカイシファ周辺では、日本人外交官殺害事件の翌日に韓国人技師の乗った車が銃撃され、二人が死亡、二人が負傷した。

ティクリットは、十三日に拘束されたフセイン元大統領の出身地。

住民の大半はイスラム教スンニ派で、フセイン政権下で優遇されたことなどから、一帯は米国や米国に協力する国への反感が根強い。シャラン氏によると、住民の一部はこれらの襲撃犯を「ムジャヒディン(イスラム戦士)」と呼び、半ば英雄視する空気すらあるという。


■不可解な買い物

事件は、多くの謎が残ったままだ。

殺害された奥克彦大使=参事官から昇進=と井ノ上正盛一等書記官=三等書記官から昇進=は事件当日の十一月二十九日午前、現場の幹線道路から約八十`南東のバラドで車から降り、売店でナツメヤシやバナナなどを購入、写真撮影していたことが、店主のサラム・ハラフ氏(29)の証言で明らかになっている。

二人はフセイン政権崩壊から間もなくイラク入りし、復興支援のため八カ月近くにわたって東奔西走。イラク駐在外交官の中でも治安状況を熟知する存在だった。

反米感情の強い地域では、目立たないように移動するのが常識だ。バグダッドでも用意できた果物を買うため、二人が車外に出た上、周囲に目立つような写真撮影までしていたことには不可解さが残る。


■容疑者逮捕ゼロ

捜査を実施しているのは、米陸軍第四歩兵師団とイラク警察だが、現場を管轄するサラハディン州警察本部のジアド・タハ犯罪捜査部長は二十七日「捜査は米軍が行っており、現在、イラク側の捜査は実施していない」と言明。在イラク日本大使館も、十人前後という職員数で独自捜査を行える状態にはない。

イラクでは、八月十九日のバグダッドの国連事務所への自爆テロなど一連の重大事件で、真相解明につながる重要容疑者が逮捕された例はない。日本人外交官殺害事件も、フセイン政権崩壊後の混乱の中で真相究明に至らないまま葬り去られるのではないかとの懸念も高まっている。

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