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(回答先: イラク:ブルガリア駐屯地など同時攻撃、11人死亡 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 28 日 03:16:51)
イラク:爆発テロのカルバラをルポ
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031229k0000m030062000c.html
【カルバラ(イラク中部)小倉孝保】ブルガリア兵やタイ兵、イラク警察官ら計18人の犠牲者を出したイラク中部カルバラの同時爆破現場を28日、訪ねた。周辺では約100メートル離れたレンガ作りの商店までが完全に崩壊し、爆発力の凄まじさを見せ付けた。地元住民は「外国から侵入してきたテロリストがやった」と口々に非難の声を挙げていた。
現場中心部のカルバラ警察とカルバラ市庁舎前は、道路が完全に封鎖され、出入りが禁止された。
約200メートル離れたカルバラ高校の2階から事件を目撃したカーメル・アブドラフマーンさん(18)は「連合軍の車列が通りかかったとき、もの凄い爆発音がして、白い煙が高々と上がった。学校の窓ガラスも割れた」と興奮して話した。
また、約100メートル離れているにもかかわらず自分の雑貨店が大破したアブドルラシュール・イサさん(46)は「カルバラの市民はようやくサダム(フセイン元大統領)時代の抑圧から解放され、外国軍にも感謝しているほど。テロは外国から入っていた過激派がイラクの混乱を目的にやったに違いない」と話した。
28日付けのイラク紙「アルザマン」によると、「イスラム抵抗団」と名乗る組織が27日、同紙に「占領軍がクリスマス期間(イラクでは普通12月末まで)が終わるまでにイラクから出ていかなければ、あらゆる攻撃を始める」との声明を発表した。同組織はイスラム原理主義過激派組織とみられるが詳細は不明だ。
地元警察の捜査担当者(38)は「爆発の規模や組織化された手口などから、テロの経験を積んだイスラム過激派のやり方に違いない。確実にターゲットを捕らえている点で、地元に協力者がいるはずだ。外国勢力が地元の旧政権情報機関などと協力している可能性は高い」と語った。
[毎日新聞12月28日] ( 2003-12-28-22:12 )