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自衛隊イラク派遣:「最も危険な任務」 クウェート紙が報道
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031229k0000m030045000c.html
【クウェート市・会川晴之】イラク派遣に備えた航空自衛隊の先遣隊が27日、クウェート入りしたが、地元メディアは28日付朝刊で「第2次世界大戦後、最も危険な任務につく自衛隊が到着した」などと報じた。
クウェートの地元メディアは、地域面で先遣隊の到着を写真入りで伝えた。英字紙「クウェート・タイムス紙」は、自衛隊員が制服ではなくスーツやジャケットなどの平服で到着したと指摘した。そのうえで先遣隊がアリ・アル・サリム空軍基地などで物資輸送のための調整に当たることなどを紹介するだけでなく、1月中旬以後に到着予定の空自本隊やイラク入りする陸上自衛隊などの役割や活動予定などを詳しく伝えた。
この日の地元紙の多くが1面でイランの地震災害を大きく報道した中、英字紙「アラブ・ニュース」だけは先遣隊の到着写真を1面で伝えた。
クウェートには逢沢一郎副外相が17日に小泉純一郎首相の特使として訪問、サバハ首相などと会談して自衛隊派遣に理解と協力を求めた。これに対しサバハ首相は「イラク復興支援のために自衛隊を派遣することを感謝します。協力します」と答えている。
90年夏にイラク軍の侵攻を受けて半年以上、占領下に置かれた経験などを背景に、クウェート市民の反フセイン感情は強い。クウェート市民の一人は、自衛隊の派遣については「復興に役立つ」と話す一方、「国連の要請に基づかない自衛隊の海外派遣は、これが初めてだろう?」と、微妙な言い回しで自衛隊の派遣に対する懸念を示した。
[毎日新聞12月28日] ( 2003-12-28-20:22 )