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[自衛隊派遣]「『国民代表』として送り出そう」12月26日付・読売社説(1)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20031225ig90.htm
日本の国際平和協力にとって大きな転換点である。
自衛隊のイラク派遣の第一陣として、航空自衛隊の先遣隊が二十六日、クウェートに向け、出発する。
これに先立って愛知県内の航空自衛隊の基地で行われた部隊の編成完結式で、小泉首相は「厳しい訓練に耐えてきた自衛隊員の努力、使命感に心から敬意を表したい」と述べた。「国民代表」として送り出す、という認識を明確に表明したものだ。
陸上自衛隊については、一月中旬に先遣隊を派遣し、その後、施設部隊、本隊を順次、派遣する。
イラク復興支援は、テロとの戦いの一環だ。そこに参加することは、テロに屈しない、という日本のメッセージを世界に発信することになる。
既に四十近くの国々がイラクに部隊を派遣し、復興支援に協力している。韓国は、来年春から戦闘員を含む三千人規模の部隊を増派することを決定した。
自衛隊派遣は、イラクの治安の安定に努める米英軍への側面支援になる。それが日米同盟の強化につながる。
中東への石油依存度が高い日本がイラク民主政府建設に協力し、地域の安定に寄与するのは、まさに国益にかなう。
今後、テロや大量破壊兵器の拡散など、様々な「新しい脅威」に自衛隊をどう活用するのか、という観点からも、今回のイラク派遣の意義は大きい。
来年中に策定する新しい防衛計画大綱には、国際平和協力活動が、本土防衛とともに、自衛隊の本来の任務として位置づけられる見通しだ。
イラクへの自衛隊派遣は、そのステップとなる。さらには、国際平和協力を目的として自衛隊を海外に派遣するための恒久法制定に向けた弾みともなる。
そのためにも、自衛隊派遣への幅広い国民の支持が望ましい。
今の派遣反対論の多くは、イラクは危険だという懸念による。だからこそ、自ら身を守る能力や装備を持つ自衛隊を派遣するしかない。
士気も高く、優れた技術を持つ自衛隊が、人道復興支援など、困難な任務を十二分に果たすことを期待したい。
編成完結式には、自衛隊派遣に反対している民主党からも、河村たかし氏ら五人の地元選出の国会議員が出席した。
河村氏は「日本の国益のために行く人たちには、十分に元気に働いて帰ってきてほしい。日本国民として当然の思いではないか」としている。
こうした党派を超えた支持こそが、自衛隊員の励みになる。
(2003/12/26/01:44 読売新聞 無断転載禁止)
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>イラク復興支援は、テロとの戦いの一環だ。そこに参加することは、テロに屈しない、という日本のメッセージを世界に発信することになる。
なあんか当初の発言と逆転してるド。
米英日ハーケンクロイツ同盟のお先棒かついじゃって。
いいのかな新聞がこんなこと言って。
>今の派遣反対論の多くは、イラクは危険だという懸念による。だからこそ、自ら身を守る能力や装備を持つ自衛隊を派遣するしかない。
新聞ってこのくらいのことしか認識できないのだなあ。