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(回答先: 奥大使の左頭部5発の銃弾と公用パソコン24日目に出現の意味は日本の国連外交思想抹殺 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 12 月 25 日 08:29:45)
>奥大使が殺されてのは、彼が、外務省が「編集協力」の関係にある『外交フィーラム』2003年11月号の論文に見られるように、>イラク復興における国連の役割を強調していたことにあると論じてきた。
どうやら、日本のCPAへの無償資金援助15億ドル=約1700億円の具体的な使い道を確定するために、走り回っていたところに、その理由があるように思われます。
http://mediacapsule.ne.jp/purplejade/a/000016.html
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2003年12月08日悲しき日本「国家」
7日の朝、フジテレビ系「報道2001」で、 岡本特別補佐官が、今回の外交官殺害事件に関し以下述べていました。
「奥大使は、日本が供与を決めた無償資金援助15億ドル=約1700億円の具体的な使い道を確定するために、走り回っていた。 日本はマドリッドの復興支援会議で総額50億ドルの支援は決めましたが、この15億ドルの金額分については、急性が高く、日本が独自で援助対象を決めることになっており、それを年内に(この部分不確か)に決められないと、それはCPAが自分で使うことになってしまいます。
今回の二人の死去で、日本が(自分が供与する資金を)独自に使い道を決めることができなくなりました。」
不正確な点もありますが、趣旨はこのとおりです。
岡本さんは、テレビで話せる精一杯の範囲で、今回の事件を話しました。
苦渋と怒りを抑え、国民に日本がどうゆう状況にあるのかを、事実だけを話しました。
いやな臭いがしています。
そして、本当に悲しくなりました。
すでに、これまでにも、この事件が、アメリカ軍の「誤射」ではないかとの指摘もありましたが、ここで明らかに、「誤射」でない、一つの明確な動機が見えてきてしまいました。あくまでも、推測ですが。
イラクの復興支援を決めたマドリッド会議では、フランス・ドイツから申しだされた援助資金はきわめて小額でした。彼らは、そこに出した資金がアメリカにいいように使われるのが分かっていたからでした。
しかし、小泉政権は10月のブッシュ来日直前に自発的に、15億ドルの無償供与を決定しましたが、このとき、その使い道については、イラク復興のために必要とされるものを自分が決めるとしており、そのために、日本の名誉を背負って心を踊らして駆け回っていたのがお二人でした。
一方、無償資金供与が、そのまま、掴み金としてもらえるものとして、アメリカが考えていたとしたら、日本政府の方針、そしてそれを現実に実行していた二人の動きは、邪魔になります。 そこで、悪意が発生したとしても、おかしくありません。
イラクでは、今、テロリストを語れば、誰でも、「事件」を引き起こせるでしょう。
「二人の行動が事前に情報が漏れていた」「周到な暗殺計画」「遺体の回収と公表が遅い」など、多くの疑問が出ていますが、本欄を読んでいる皆さんが今、お感じになっている仮説に基づけば、すべてが氷解します。
外務省の慟哭は、当然です。 復興策での自主外交が、封じ込められたのですから。
日本政府は、すぐに、イラク国内にあるNGOにも、国外退去を命じました。
外務省が、すぐに、日本の自衛隊によって「警護」を求めたのも分かります。
今回の事件は、日本国がおかれている現状を、真剣に見つめる最高の契機であり、その限界を知る、最大の教訓を全国民に示しています。
相手は単に、テロリストではない。 これだけは、「肝に命じましょう」。
混乱、そして、巨額の資金は、多くの悲劇を生み続けるばかりなのでしょうか。公明党が、自衛隊派遣に賛成しました。派遣は決定的ですが、 これで問題が、又一つ 複雑になります。
国家と組織が間に入ると、個人と個人の信頼が壊されてしまいます。
まず、自分の足元から、信頼を作っていくしかないと考えています。
Posted by Arai at 2003年12月08日 08:28
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朝日似非紳士【「テロ予告受けていた」 奥参事官、生前に語る 】わが昨晩発分析的中
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 12 月 01 日 19:18:20:CjMHiEP28ibKM
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/891.html